なんでこんな時間に更新できているかというと

先週、急に右目がおかしくなったのだよ。眼球に眉毛が生えたように、黒くて太い線が見える。さらに明るいところで白い物を見ると、視界全体が黒くて小さな点で埋め尽くされている。これがダークマターか!*1 私は人類で初めてダークマターを肉眼で見ることに成功したのか! 半休を取っていつもの眼科に行って、いろいろ検査をしたら「眼底に穴が開いてますね」。ちょ、先生、それってどういうこと? 「レーザーで塞ぎましょう」。ということで専門の人が来る夕方に処置をするのでいったん家に帰ってきたよ。私は注射でさえ自分の腕に針が刺さるところを見られないくらいのビビり。歯医者も治療が始まってから終わるまで絶対に目を開けない。でも、目の治療は目を閉じられない、目をそむけられない。その模様は明日の記事を楽しみにしてちょ。
マスコミというか放送業界というのは特殊な人たち、特殊な考えの人たちが集まっているところだなあと思ったのがこの記事。

  フジ社長 低視聴率は震災後の意識変化*2

  (中略)

  私見とした上で「(東日本大震災のあった)3月11日ではないかなと思います。やっぱり、今までの押し出してきたワクワク感だったり、ドキドキ感だったり、

  少し浮き世離れしたお祭り感がどこかで絵空事に見えてしまうようになったのかなと思います」と述べた。

私の会社で、いや私の会社でなくても普通の民間企業でこんなことを言ったら、「うちの会社だけ被災したのかボケ!」と秒殺される。仮に被災していたとしてもあれから4年も経っているので震災は言い訳にできない。それが普通の民間企業だ。それにこの説明では時間帯によってはフジテレビを抜いているテレビ東京が視聴者に与えているワクワク感とドキドキ感の説明ができないだろ。さらにこの社長だけが特別にアホというわけでもない。ワンマンのオーナー社長の会社であったとしても、ある程度の規模の会社ならば記者会見での社長の発言は事前に秘書室や経営企画室みたいなところでシナリオが作られて、社長は勝手な発言はできない。まさか首脳陣がマジでこう思っているとも考えられないが(そう思っているのかもしれないけど)、社内で共通の認識になっている本当の理由を言いたくないので代わりに別の理由をでっち上げるにしても、これはないだろう。この理由はアホすぎるだろう。震災の影響で、と言っておけば視聴者は納得するだろうと思っているとしたら、そこまで視聴者をバカにしているのだとしたら、フジテレビの復活はまだまだ先だと思う。

*1:暗黒物質。この宇宙に充満していると予想されている、というかそういうことにしないと説明できない観測結果がある

*2:http://www.daily.co.jp/newsflash/gossip/2015/11/27/0008601027.shtml