新・炎の三本勝負「さとう愛理に会いに行こう」(前編)

なんでM14の野郎、最近はAVネタばかりなんだと思っておられる方もいるだろう。だがよーく記事を読んで欲しい。私はAV女優の方をエロの対象として書いた記事は一つもない。私のブログ、セーラー戦士だけではネタが持たないので「マイナーアイドル枠」というものがあって、過去には華子様だったりあさみんだったりウェザーガールズだったり集中的に取り上げた人がいたのだが、このマイナーアイドル枠というのはメジャーなタレントよりよほど発掘が難しいのだ。ライブ活動だけをやっているアイドルはたくさんいるがそうそうは行けないだろ。どんな人がいるかもわからないし。このブログの読者の方が名前だけは知ってるとか見たことあるという人でないと記事として成立しない。ウェザーガールズはさせちゃったけどさ。また、本人の生活もあるのでマイナーなまま何年も活動することはできないのだよ。そもそも私が興味を持てなかったら記事を書くモチベーションが保てない。その点、AV女優のみなさんは日本に1万人いると言われており、一人一人の活動期間は短くてもあとからあとから出てくる。そして映像媒体が必ずリリースされ、ブログやツイッター、あるいはインタビュー記事で情報も豊富にある。さらに本人に会うチャンスも用意されていて、イベントは拘束時間が短く、会社の帰りでも参加できる。まさにマイナーアイドルの宝庫、ネタの泉なのだ。
さて、「日本三大ちびかわAV女優」の二人目は、まだ20才だがデビューが18才なのでベテランとはいわないまでももはや中堅に属する身長149cmのさとう愛理。本題に入る前に、今回の記事の前提となる予備知識を説明しておかねばならない。
まずAV女優のイベントだが、大きく分けて2種類ある。まずはDVDショップでの撮影会+サイン会。これはDVDメーカーが主催している。女優さんに来て欲しい店と、イベントをやりたい事務所側の調整をして日程と女優を決める。メーカーはイベントに合わせて作品を店に買ってもらい平台など展示スペースを確保する。ふつうは新作のリリースに合わせてイベントを開催するのでそれがイベントに参加するための対象商品になるので、メーカーは数十枚を店に買ってもらえる。さらに2枚購入特典や3枚購入特典に合わせて、その女優の別の作品も買ってもらえる。店もイベントでそのうちのかなりの数が売れるので在庫リスクが無い。これは書店で開催される作家のサイン会でも同じであろう。問題は事務所側だ。AV作品は一般の映画のようなライセンス商品ではないので撮影をすると事務所にギャラが入る。その作品がヒットしたとしても後から事務所に金が入ることはない。もちろん売れれば次回作のオファーが来るとかギャラが上がるという期待はあるが、直接的なインカムを考えると、メーカーや店に比べると事務所側はイベントをがんがんやりたいというものではない。
もう一つのイベントは事務所が主催するイベント。よく「オフ会」と言われているが、カラオケ大会とかボーリング大会とかバスツアーとか飲み会とか。人数も10名程度で参加費は1万円を超える。これは経費を差し引いて事務所の収入になるのでおいしいイベントだ。ただし社交的な女優でないと間が持たない。そしてAV女優になる人は社交的な人が少ない。よって、このオフ会を定期的に行なう女優は限られており、いろんな点でリスクもあるので(襲われるということはないだろうが変な人が来て予定どおり進行できないとか、女優がむすっとしてどっちらけとか)大手の事務所はやらない。ただし、AV女優のオフ会は参加人数が少ないので、これに参加すると確実に顔と名前を覚えてもらえる。あとAV女優独自のイベントとして個別撮影会というのがある。これは謎。
このサイン会とオフ会、そして収益構造は小松彩夏の活動と同じなので理解していただけると思う。なぜ長々と説明したかというと、さとう愛理は頻繁にオフ会をやっている人なのだ。むしろサイン会を開催するのが珍しいくらい。そういう女優と、そこに来るファンがどういう感じか。そして、そこにのこのこ出ていった一見さんの私。それを前提に後編を読んで欲しい。
(つづく)