北川景子「篤姫評」

視聴率とツイッターだけがソースのサイゾーよりはちょっとだけまともなRealSoundより*1

  北川景子宮崎あおいと異なる“弱さ”の魅力 『西郷どん篤姫役で新境地へ

  大河ドラマ西郷どん』で、北川景子演じる篤姫又吉直樹演じる13代将軍・徳川家定が心を通わせる場面が話題になり、

  キャスティングの妙に絶賛の声が寄せられている。篤姫といえば、2008年に宮崎あおい大河ドラマ史上最年少の22歳で主演を務め、

  徳川家定堺雅人が演じて強い印象を残している。

  本作で大河ドラマ初出演となる北川景子にとって、宮崎あおいが好演した篤姫を演じるということはプレッシャーもあったに違いない。

  しかし、そういった周囲からのプレッシャーをはねのけるほどの強さ、気品にあふれる演技を見せてくれている。

  (中略)

  「御台が笑うと、余もうれしく思う」「御台とも友好を保ちたいものだ」という台詞も、混じりけのない純粋な愛情が伝わるし、

  それを受ける篤姫の笑顔にも和む。波乱の時代を生きる篤姫の幸せと不幸、強さと弱さを考えずにはいられないやりとりでもあった。

  今までクールビューティなイメージの強かった北川だけに、篤姫の姿が新鮮に映る視聴者も多いことだろう。

  宮崎あおい篤姫とはまた違った魅力を放つ篤姫として、今後も語り継がれることになりそうだ。

そうそう、又吉が大根過ぎて2割引きになってしまっているが、先週の篤姫と家定のシーンは良かったよ。チンパンジーと初めて意思の疎通ができたとか、映画「ET」を彷彿させる名シーンであった。宮崎あおいとの差はしょうがないよ。あっちは主役、北川景子は脇役。宮崎あおいは天才型の名女優、北川景子は考えて考えて、だけど頭で考えたとおりに身体が動かない不器用な努力型の女優。だが、本人の熱演のわりに視聴率や観客動員数に結びつかなかったドラマや映画。「悪夢ちゃん」、「探偵の探偵」、「家売るオンナ」あたりのキワモノの役、これらの一つ一つが北川景子の芸の幅となって、いつか宮崎あおいとはちがった顔の大女優となってくれるものと信じている。それまで私が生きているかわかんないけど