北川景子「A-studio」レポ(その4)

昨日の映画「抱きしめたい」、これから行く人は(このブログの読者なら当然行くよな*1 *2 *3)書き忘れたけどエンドロールを最後まで見るのだよ。最後に映像があるからね。そのエンドロールを見たときちょっとびっくりしたのが

  ヘアメイク   細川昌子

  ヘアメイク助手 金 沙知

  ヘアメイク   對馬晶子(北川景子担当)

もしかすると去年の映画からこうなってたかもしれないが、いまから7年前のこの記事*4天海祐希は専属のヘアメイクを連れてくるのか、北川景子もいつかこうなったらいいねと思ったのだが、そうなった。最後の映像よりこっちの方にちょっと感動した。番組は一緒に旅行に行くくらいの仲良しの美容師さんとメイクさんの話。でも青山さんと鈴木さんって言ってるじゃないか。じゃあ、映画のこの人はなんだよ。
北川景子が10年前に東京で初めて行った美容室でアシスタントをしていたのが鈴木さん。アシスタントだからシャンプーをしたり雑誌を持ってきたり。その鈴木さんが美容師になり別のお店に移ったら、北川景子も店を変わった。でもこの人は美容師になりたての人なんだよね。それでもフィーリングが合う人がいいからと。

     

  景子「べつに下手でもいいかなって」

視聴者はこのエピソードをどう感じたかわからないが、こういうところに私は北川景子の大物ぶりを感じる。美容師に付いていくのではなくてアシスタントに付いていく。「やっぱり私の髪を切るのは一流の人じゃないと」とは全然思わない。人気女優であるにもかかわらずだ。以前、「軽やかな天才たち」という本を読んだ(Amazonで出てこなかったのでタイトルが違うかも)。各界で異彩を放っている人のインタビュー集だが、どの人も「自分がこだわっている極くわずかなこと以外はどうでもいい」のが共通点だった。こだわりが少ない分、日々の生活とか人生が軽い。北川景子にも同じ香りを感じる。
この番組、ゲストが帰った後に鶴瓶が客席に向かって感想を述べる。それを裏でゲストが聞くことになっている。

     

     

  鶴瓶「ある監督が言ってました。

     『火のような目力の女優から、水のようにそこにいる存在になってきている』って。

     ホンモンやなと思いますね。

     イモ版って(笑) スタートがイモ版って」

わかったようなわからないようなコメントだが、北川景子、快進撃中だ


やっとわかった。
     

*1:脅してどうする

*2:そうでもしないと観客動員数がヤバそうなんだよ

*3:でもこのブログの読者さんが全員行ったとしても

*4:http://d.hatena.ne.jp/M14/20071009