小松彩夏「大切なこと」

そうだ、大事なことを書き忘れた。小松彩夏のイベントだが、私が感心したのが彼女はどのファンにも同じように接する。サイン会のとき古参のファンはまるで近所のお姉さんか会社の同僚のように小松彩夏に話しかける。新参者は緊張して「こ、こんにちは」とか「は、はじめますて」とか声をかける。小松彩夏のファンに対する接し方が、そのどちらもまったく差がない。ファンが馴れ馴れしく話しかけてきても同じようには返さない。初心者に対しては壊れ物を触るように優しく接する。これはとても立派なことだと思う。彼女の分別というか知恵というか。なかなか新規ファンにはハードルが高い雰囲気のイベントなのだが、ただ小松彩夏のまわり半径50cmだけはじつに穏やかでニュートラルな空間が形成されている。その意味では相手を威圧するような芸能人オーラを発散させている北川景子ウェザーガールズの握手会より楽だ。近づけば近づくほど近寄りにくくなる北川景子やウェザガとは対称的に、会場には近寄りにくいが小松彩夏の重力圏内に入ってしまえばそこは無風状態。と、私は思ったのだが、ぜひ誰か次回の小松彩夏のイベントに参加して感想を聞かせてくれ