小松彩夏のバースデーバスツアー、昼食がカレーで10,000円は高いと思ったが*1、すまんかった。小松彩夏やVIP会員に謝りたい。むしろ1万円は安い。破格の値段だ。だってウェザーガールズのバスツアーが発表されたんだよ。
ウェザーガールズ 2013ドキドキSUMMER PARTY*2
代金 24,800円
小松彩夏に比べて知名度は25万分の1くらいだが、参加料金は2.5倍。たしかに内容は2.5倍以上なんだけどね。なによりいくらマイナーで日本語があまり通じないといってもこっちは7人だ。
・バスにはウェザーガールズも同乗します! 出発からドキドキな時間をお過ごしください(往路のみ)
・メンバーと一緒にBBQや手作り体験、ゲーム大会などで盛り上がりましょう!
・メンバーと参加者1名様でのドキドキ8ショットチェキ撮影会
・メンバーとの握手会
・ツアーのラストを飾るミニライブ開催! 写真撮影もOKです! カメラをお忘れなく
これだけ盛りだくさんだと逆にビビる。ウェザーガールズも参加者も翌日は全員が寝込みそうな企画だ。8ショットチェキってすげえな。参加者が50人としたら400回の撮影が行なわれるのか。昼食はバーベキューだ。ここは台湾アイドルらしく具材をピータンや臭豆腐にして欲しい。これ、代金が倍の49,600円でも参加人数は変わらないと思う。
では小松彩夏より知名度が2ケタ多い北川景子がバスツアーを企画したら1万人が集まるかというとそうではない。多くて1,000人くらいではないだろうか。以前にもメジャーアイドルとマイナーアイドルのファン層について書いたが、自分が好きなタレントのためなら金と時間はいっさい惜しまないという濃いファンの数は、ファン全体の数に比例しない。好きではあるが金も時間も使いたくない薄いファン、その代わり膨大な数を抱えているのがメジャーアイドルだと思う。この薄いファンは24,800円どころか、北川景子のために1,000円の投資もしないので直接的に金を取ることはできない。だが「どうせ買うなら北川景子の化粧品」「どうせ買うなら北川景子のデジカメ」と思う人が一定の割合でいると、なにしろ母数がでかいのでバスツアー以上の利潤をスポンサーと事務所に生み出すわけだ。つまりマイナーアイドルはファンの直接投資、メジャーアイドルはファンの間接投資を狙うわけだ。
以上の考察を元に、私のブログで取り上げているタレントについて売り上げが極大になる企画を考えてみた。マイナーアイドルは単価をどこまで上げられるか、メジャーアイドルは販売数をどこまで増やせるかがポイントだ。
北川景子 写真集発売(\3,500)
そのまんまだろ。いや、これは実に正しい企画なのだ。宝塚観劇ツアーも考えたが宝塚ファンと北川景子ファンはそれほど重なっていないと思う。
小松彩夏 ビーチバレー大会(\19,800) スイカ割り、バーベキュー含む
卓球大会は参加者が限られるし、上手な人と下手な人が分かれる。いまの小松彩夏はこのくらい思い切った企画が必要だ。
泉里香 ヨガ教室(\4,800)
メジャー度では小松彩夏以下だが、いままでの売り方からコアなファン層を形成できていないので単価は上げられない。