昨日、取引先というほどではないのだが、ある会社の担当が上司を連れてきた。げっ、フランス人。まずい、沢井美優のフランス語講座で半年間も勉強したのに「しるぶぷれ」しか覚えてない。初対面の人にいきなり要求してもな。そもそもなにを要求すればいいのかわからないし。ところがこのフランス人、10年以上も日本に住んでいて日本語がペラペラ。ウェザーガールズより上、いや、並の日本人より日本語がうまい。しかも「そんなもん無理ですよ」とか日本の日常会話の言い回しにも長けている。たまたま野球の話になったので「ヨーロッパの人は野球には興味がないのですよね？」と聞いてみたらやっぱりそうだった。やるのはもちろん、見たこともない。1チームだけナショナルチームがあるらしいと聞いたことがあるが、都市伝説なみにその存在を知らない。「野球はアメリカだけのローカルなスポーツだと思ってますね」だと。オリンピックから無くなるのもしかたない。あと「フランス人は日本が大好きですね」らしい。アニメのようなサブカルチャーだけでなく、芸術や食文化などのメインカルチャーにフランス人は興味があって、フランスの文化にも影響を与えているそうだ。うれしいね。「寿司屋はいっぱいありますよ」だって。でもその寿司屋はほとんど中国人か韓国人が経営しているのだろうな。ともかく、西洋といったらアメリカ、アジアといったら中国と韓国。この偏重から脱却しないと日本を好きでいてくれる国に失礼だと思う
