プレゼントコーナーが終わって卒業式。この番組は学校にウェザーガールズが台湾から転校してきて日本のことを学ぶという設定なので、最終回は卒業式だ。ちょっとその前に、昨日のレポで書き忘れたことがあった。受付で送辞の台本といっしょに1枚の紙を渡された。A4の横で「大好きです!」と大きく書かれていて送辞の最後に頭の上に掲げる。さらに下の方にメッセージを書く欄があって、最後にこの紙を回収してウェザーガールズに渡すそうだ。なにを書こう...
(メッセージ)
ネットでしか見られなかったウェザーガールズのみなさんが
日本に来てくださって本当にうれしかったです。
@TVで実際にお会いしたら、みなさんがきれいで、面白くて、気品があり、
ますますウェザーガールズと台湾が好きになりました。
これからもず〜〜〜っと応援します
(氏名)M14*1
おまえは中学生か! 日台友好。
【12月23日 17:01】 卒業証書の授与。まずはエースから。
秋山「いつも可愛いエース殿。右の者は@TVで所定の課程を修めその業を終えたのでこれに証す。
そしてこの@TVで得た知識や経験をつぎの活動の場で生かされることを願います。
平成24年12月23日、@TV秋葉原、
ウェザーガールズの日本を勉強するバラエティ スタッフ一同」
ここで得た知識や経験はぜんぶコメディアンになるためのものだけどな。だがそっちに軸足を置いた方がぜったいに売れると思う。エースが卒業証書を受け取ると全員が騒ぎ出す。
WG「♪ラーラララーラララララララーン♪」
秋山「ちょっ」
WG「♪ラララララララララララーン♪」
石井「ちょっと待って」
WG「・・・・・」「なんで?」
秋山「えーと、あのー」
石井「なにそれ?」
ミニ「これはたいうぁんのそつぎょうしきのうぉんがく」
エス「たのしい」
ハイ「たのしい」
秋山「日本はそういうんじゃないから」
WG「え?」「えーーー???」
石井「日本は静かにやるやつ」
秋山「日本はちょっと泣いてるくらいの雰囲気」
WG「えーーーー」「泣いてる?」「静か?」
秋山「あんなノリノリでやらないの」
WG「(小さな声で)ラーララララララーラララララ」(会場爆笑)
石井「違うの! 歌自体なし!」
秋山「歌なし!」
ニウ「いらない?」
秋山「しめやかに、おしとやかに」
ダラ「じゃあ、いま泣きます。うえーん」
ハイ「うえーん」
エス「うえーん」
秋山「そういう問題じゃない!」
石井「おとなしめに行きましょう」
最後の最後でとんちんかんだ。9月までは3組くらいのお笑いコンビが交代でMCをやっていたが、10月以降はこの番組もイベントもあきげんが専任。とくに石井はいいな。ウェザーガールズがカオス状態になったとき、放置して観客を笑わせる、締めて進行を取り戻す、このタイミングが実に上手だ。ルックスもいいし、なにより声がいい。もうウェザーガールズの6人目のメンバーでいいだろ。ユミちゃんの番。
ユミ「なんでこのおんがく?」(寂しい音楽に泣きそうなので文句をつける)
秋山「・・・・・」
ユミ「・・・・・」
秋山「卒業式で校長の横に並ばないように」(会場爆笑)
まさか卒業証書の授与でこんなに笑えると思わなかった。
【12月23日 17:07】 いよいよ最後、在校生送辞。
石井「在校生送辞。全員起立」(あきげんが壇の下に降りて、WG、観客が立つ)
秋山「初めてウェザーガールズに会った1回目の授業」
石井「台湾からの転校生、その名も」
全員「ウェザーガールズ!」
観客「ユミ」「ハイジャン」「ミア」「ニューニュー」「ミニ」「ダラ」
観客「エ〜〜〜ス!」(会場爆笑)
全員「よろしくお願いしまーす!」
観客「まだ日本語がわからない中の常識テスト」
観客「みんな緊張してめっちゃ可愛かった」
観客「ここで生まれた三バカトリオ」
観客「闘魂!」
(常識テストのワースト3だったダラ、ユミ、ニューニューがつけた鉢巻きに書いてあった文字。
これを3人が順番に叫ぶのがお約束のギャグだった)
観客「根性!」
全員「絶対合格!」
観客「意味もわからず叫ぶ3人がおもしろかった」
石井「僕たちはそんなウェザーガールズが」
全員「大好きです!」
すでにダラ、ユミ、ニューニュー、ハイジャン、ミアは涙。斜上を向いて涙をこらえるエース。それはかえって変だぞ。君は星飛雄馬か。送辞はいいペースで進む。志願者、立派だよ。私はすでに泣きそうだよ。
涙が止まらないダラとユミ...
うつむくミア、鼻水が止まらないニューニュー...
ミニちゃんだけは客席から目をそらさない。それが送辞を読んでくれている観客への礼儀、というミニちゃんのけじめなんだろう。ミニちゃん、君はやっぱすごいよ。私と結婚してくれww やはり妻にするなら良妻賢母のミニちゃんだろうな。ガールフレンドなら面白いハイジャン、クラスメートなら元気なニューニュー、姉ならおっとりしているユミちゃん、妹なら守ってあげたいダラちゃん、娘なら変な生き物のエース、そして愛人にするなら断然ミアちゃんだ。
あと、サンタコスのウェザーガールズを見て思うのが、みんな肩幅が広い。初めて会ったとき、全員スリムなのに日本人に比べてなんとなくボリウム感があると思った。胸も大きいが、それ以前に胸板が厚い。ハイジャンなんかダイエットの目標が40kgと言ってるくらい細いのに日本のアイドルのように貧相でない。たぶん、南方民族のDNAを持つ台湾人は骨格が日本人よりごついのだと思う。きっとスーツやブレザーがすごく似合うのではないかな。こういう国でスポーツがさかんになると日本はけっこう苦戦するはずだ。そういえば日本が陸上競技で初めてメダルを取ったのって、当時日本に併合されていた台湾の選手じゃなかったっけ? そんなことを考えている間に*2送辞は最後になる。
石井「いつでもどこでも一所懸命のウェザーガールズが僕たちは」
全員「(紙を掲げて)大好きです!」
ダラ「ありがとうございます...」
これにはいままで堪えていたミニちゃんとエースも涙腺決壊。反射的にお礼の言葉が出てくるダラちゃんが可愛い。でもサイン会はミアちゃんと交換しちゃったんだよね。
【12月23日 17:12】 涙と鼻水でメイク落ちまくり。最後に卒業生答辞。もちろんミニちゃん。
ミニ「海外で仕事するのが初めての私たちにいつも心配してくれているみなさんは
私たちにとって本当に心強かたです。
初めての生放送、初めての@TV、初めてのイベント、みながいたからこそ
ウェザーガールズが日本で元気でいられます。
言葉でうまく伝えませんが、みなさんが大好きです」
ニウ「大好き」
ミニ「みなさんももっと、ずっとウェザーガールズを好きでいてね」
WG「これからもウェザーガールズを応援よろしくお願いしまーす!」
微妙に日本語が変なのが逆にイイ。好きな女の子からデコボコの手作りのチョコレートをもらったような気分だな。卒業生退場、ひとりひとりカメラの前でひとこと言って去っていく。
みんな涙でメイクが落ちて結果的にナチュラルメイク。こっちのがずっといいのだが、中華圏は化粧が濃い。ここで放送は終了。
【12月23日 17:25】 実はここまでの模様は私がレポを書かなくてもネットに動画が上がっている。ここからが現地にいないとわからない部分、今回のレポの肝の部分だ。でもいいかげん疲れちゃったけど。このあと握手会の前に何かあるらしいがかなり待たされる。その間に隣の54番と世間話。
54番「ウェザーガールズの中で誰が好きですか?」
M14「台湾のネットの天気予報のころから知ってたのでミニさんから入りましたが
いまはみんな好きです」
54番「イベントはけっこう参加されてます?」
M14「そんなでもないんですよ。@TVがこれで3回目、あとポニーキャニオンに行きました。
先週の耳元ささやき会は来ましたか?」
54番「はい、来ました」
M14「来たんですか(笑) あれはどうやって進行するんですか?」
54番「長い筒があるんですよ」
M14「あ、やっぱり(笑)そうすると...」
54番「ええ、イマイチでした」
そうしている間にユミ、ダラ、ミア、ニューニューが来る。ミアちゃんがギター、ニューニューがキーボード、ユミちゃんとダラちゃんがボーカルで歌を歌うらしい。ミアちゃんがギターを練習しているのはブログに書いてあった。ニューニューのピアノ属性は誰も知らなかったので、ニューニューがキーボードの前に来ると「え?」「ニューニューひけるの?」と会場がざわめく。曲名はわからないが有名なクリスマスソングの英語版。ユミちゃんのソロで始まりダラちゃんが途中から入る。ユミちゃんもダラちゃんも歌が上手じゃないか。最近のイベントで恋の天気予報をハンドマイクで歌ってる動画があった。これだと誰がいつ歌うのかがよくわかるが、あの曲はハイジャン、ユミ、ダラの3人がほとんど歌っているのがわかる...残りのメンバーが壇に上がる。ミニちゃんが「中国語のクリスマスソングはいかがでしたか−?」中国語だったんかい。まあ、私にはどっちでも同じだがな。全員であと2曲を日本語で歌う。予想外の展開にこの間の記憶があまり無い...○| ̄L...2曲目は「真っ赤なお鼻のとなかいさん」を「みんなも歌ってねー」と通路に等間隔にミニちゃんはじめ4人くらいが並んで歌う。無理無理、日本人はクリスマスソングなんか歌わないんだよ。通路側に座らなかったのがつくづく悔やまれる...
(つづく)