小松彩夏「乗らないで下さい」最終回(その2)

さあ、レポに入るぞ。2日目のゲスト審査員は有野。
     
ということは岡本夏生が合格というオチは無くなったな。2日目は歌の審査から。舞台裏で最後の練習をする小松彩夏
     
だいじょうぶだ、自信を持て! 1,000人の観客の前でライブだってやったじゃないか。
     
1枚だけキャプチャーを撮るために久しぶりに見たんだけど、やっぱ最高だわ、「Friend」。将来、私が冥王星に移住することになって1曲だけ持っていくとしたらやっぱこれだな*1
     
たぶん、東京大学を卒業した人が作詞したアイドル曲は日本にこれ1曲だけではないだろうか。そういう記事ではないだろ、きょうのは。歌の審査が始まる。けっこう長く映って、舞台裏でのインタビューがある人と、数秒で終わる人がいて、小松彩夏は後者。4秒くらいだった。

     

  ♪カメラ目線、ウインクで♪

     

  ♪ビキニなら自信ある♪

この4秒で見る限り、小松彩夏は良かったぞ。なにより華があった。しかし、このコーナーはつらい。つぎつぎマイナーなグラビアアイドルが出てきては下手な歌を聴くのは。途中でCM。

     

     

     

なんかほっとする。グラビアアイドル20人が束になってもかなわない3人。でもテレビで見ている私は19人の歌のダイジェストを見ているわけだが、会場の人は全員のフルコーラスを見させられているわけだ。これはつらい。
     
しかも地べた。パイプ椅子くらい用意できなかったの? そうすると舞台を高くしないといけないので経費がかさむのか。観客の年令が高すぎ、キャラが濃すぎ。
歌が終わって最後の審査。まだなにかやるのか。最後は水着をとって生身審査。じゃなかった、90秒で自分がグラビアに賭ける思いを話すのだと。用意ができた人から手をあげて前に出る。
     
おお、小松彩夏の手があがった!

     

  「私は今年で26になります。

   昔みたいにきれいとかかわいいって言われるのはもちろんうれしいんですけど

   (涙声)むなしさを感じるときも多くて、

   いまの私からそれを抜いたら何が残るんだろうって思って」

きれいでかわいければ十分じゃないか。昨日の第3グループの人なんか(ry 君には舞台女優としての肩書きも日本舞踊も卓球もあるじゃないか。なにより日本最大手の事務所がバックについている。問題は事務所にライバルが多すぎることだ。いや、ライバルにさえなれてないことだ。

     

  「私はこの仕事に向いてないんだなって

   実家の岩手に帰ろうと思ったことも何度もありました」

岩手キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!! いくら岩手を愛しても岩手に愛されない一方通行のご当地アイドル。やっぱ平泉の世界遺産登録の記念に今年こそ岩手親善大使になろうよ。AMUSEの政治力をもってすれば知事室の片隅に「親善大使 小松彩夏」って席を作ることだって可能だろう。いまやらなくていつやる。まずは岩手のゆるキャラ、「わんこきょうだい」のコスをして*2
     
「わんこきょうだいの6番目、こまっちで〜す」と名乗っちゃえ。デビュー以来、岩手愛を語り続けた君にはその資格がある。まずはわんこそば選手権に出られるように、きょうから訓練をするのだ。汁を飲まない、そばをよく噛まないのがコツだぞ。

     

  「でも、それとは裏腹に私はこの仕事が大好きだなって思うことも多くて

   きょうも本当に楽しくて、だから私はこの仕事を続けたいです」

こんな長いセリフをよく覚えられた。原稿に起こして読み返すとたいしたことを言ってないのだが、そこはやはり舞台女優。声に力があるのでほかの人より迫力がある。なんだかんだ言って着実に成長している小松彩夏。表情が乱れると25才の女性の顔になる。小松彩夏の明日はどっちだ!
(つづく)

*1:空気と水のが先だろう

*2:http://www.iwatetabi.jp/cp/page/charactor.html