ズムサタを筆頭にこのブログで番組のレポをたびたび書いているわけだが、私の信条は「放送よりおもしろく書くこと」なのである。大それた望みであるがそうなのである。そのためには放送を見た人が見過ごしがちな突っ込みどころを探して、そこを丹念に書く。その部分を生かすために、セリフを拾ったり捨てたりして、嘘にならない程度に本来の会話とは違う流れを作るなどの再編集を加える。よって、はじめからウケを狙って作られた番組はレポを書けない。その点で、いままででいちばん燃えたのが華子様のイマドキ。ズムサタもやりがいがあった。がんばったけど突っ込みきれなかったのが沢井美優のフランス語講座。今回のZIP!はウケを狙って作られたインタビューではないのだが、北川景子がおもしろすぎて単に北川景子のセリフを転記してキャプを貼っているだけになってしまっている。大いに不満であるが、素材が良すぎるとこういう結果になる。
昨日は「関西弁しかない世界と、標準語しかない世界なら、関西弁しかない世界のがいい」というところで終わった。
景子「東京に来たときに標準語をしゃべる友だちができて」
『ああそうなんだ。マジウケるねえ』って言われたとき」
景子「顔がぜんぜん笑ってなかったんですよ。ウケてないって」
ＭＣ「フフ」（スタジオ爆笑）
景子「こっちからしたらウケるって吉本新喜劇みたいな」
景子「ドッカンドッカンがウケると思ってるから
『ウケるね』『おもしろいね』って言われたときすごい傷ついたんですよ。
だから私には関西弁が合っているのかなって」
それは関東弁と関西弁の違いではないと思うぞ。「ウケる」という言葉を、「笑える」だけに使うか「興味深い」にも使うかの違いだと思う。三代続いた江戸っ子のおじさんも後者の意味には「ウケる」は使わない。だから安心して標準語だけの世界に来てくれ。ところで標準語ってなんだろうね。東京も東と西では微妙に違うし、横浜はまた違うし。最近、私が気になるのが「2月（にがつ）」や「4月（しがつ）」で先頭の「に」や「し」にアクセントを置く言い方。民放のアナウンサーもこのアクセントで話す人が多い。もしかすると、先頭の数字は大切なのでアクセントを置きましょうと決まったのかもしれない。でも「5人」は「ご」にアクセントを置かないだろ。結局、NHKのアナウンサーの話し方が標準語ってことなのだろう。
ＭＣ「男性が選ぶ『美人だと思う芸能人ランキング』で1位を獲得するなど」
桝 「これも1位なんだ！」
馬場「へえ〜」
ＭＣ「男女ともに人気の北川さんにラストクエスチョン」
すげえな、大先輩の柴裂コウやガッキーを押さえて1位か。もはや誰も北川景子を止められない。世の女性たちよ、美人になる秘訣は肉と炭水化物を中心に飯を9回食って、ゴーグルとマスクで野菜炒めを作ることだ。男女ともに人気というのがうれしいよね。やはり男性タレントだろうか女性タレントだろうがメジャーになるには女性に人気が出ないと。いまから8年前に、北川景子や安座間美優を発掘した東映スタッフの慧眼やいかに。その同じスタッフが選んだ沢井美優、泉里香、小松彩夏だってチャンスさえあればブレイクできるはずだ。私は命が続く限り待っているぞ。月曜日から金曜日まで5人のネタでセラムン公式の美少女日記みたいにブログを綴れたらどんなにいいか*1。
ＭＣ「もし生まれわかるなら、
Ａ．男性に生まれ変わりたい
Ｂ．もう一度、女性に生まれ変わりたい」
筧さんがさっきからずっと怒っている。ところで北川景子はなんのためにこの番組に出たのかな。日テレとはいまのところ縁がないはずだが。夏にやったドラマのDVDの宣伝かな。
景子「これはね、決まっているんですよ」
景子「Ａ！」
ＭＣ「Ａということで」
景子「なんかね、自由でいいじゃないですか！ いろんなことが」
桝 「チャーハンも食べられますからね」
（ブチッ！）
