みんな、北川景子のドラマは見たか? 私は昨夜にやっと見たよ。北川景子がいちばん苦手な「普通の人」の役だが、この1年で彼女の演技がずいぶん進歩したと私は思ったのだがどうだろう? もともと素質がある人のあぶなげない演技を見続けるのもいいけど、彼女のように不器用な人が作品ごとに少しずつ、本当に情けないくらい少しずつ成長する姿を見るのはいいもんだね。さて、ドラマのストーリーはここにぜんぶ出てるので*1 見なかった人はまずこれを読んでから以降の記事を読んでくれたまえ。まあ、筋と関係する話はほとんどないのだけど。それにしても映画「花のあと」もそうだったが、なんでぜんぶ書いちゃうの? でもいま読んでみたら、姪っ子が死に、北川景子が右手を失ったあの爆弾。てっきり不発弾だと思ったら時限爆弾なのか。そんなのがあったんだ。あれはダメだろ。呉の軍港や造船所を破壊するのは戦闘上の作戦として理解できる。だが住宅地に時限爆弾を落としてどうする。
【名場面1】
うおおお、水野久美だ。東宝の怪獣映画によく出ていたよね。なんて色っぽい人だろうと小学生の私は思ったよ。今年で74才だそうだ。つづいて...うおおお、篠田三郎だ。この人、爽やかすぎ、健康的すぎ。学園ドラマ「若い! 先生」で水沢アキと共演したよね。主題歌はチェリッシュ。そんな古い話はどうでもいいですか、はいそうですか。なんか度を超した爽やかさで逆に芸の幅を狭めてしまったよね。Wikiを見たら、ウルトラマンタロウのついて「一年間も主役を演じられるから張り切っていたのを思い出す」「タロウは自分にとって財産」「撮影することも撮影所に通うことも楽しかった」だそうだ。当時から1年間も続くドラマは特撮しかなかったか。まあ、その後がいまいちパッとしなかったというのもあるが、特撮ドラマを「財産」と言ってくれるのは、一所懸命に見た視聴者としてもうれしい。
【名場面2】
優香かわいいよ優香。私としては、31才になったいまの優香のビキニが見たい。写真集が出たら買う。DVDも買う。抱き枕はちょっと考える。
【名場面3】
都会と田舎では違うだろうが、この時代の人々の暮らしぶりを見ていると、昭和20年と昭和40年の差に比べて、昭和20年と江戸時代の差はすごく小さいのではないかと思う。やはり、上下水道・ガス・電気・電話のインフラは大切だ。もう一つ、日本の江戸時代というのが電気や蒸気機関こそなかったものの、当時の世界の水準では怖ろしく都市のインフラが進んでいたという点はある。
【名場面4】
上の写真は優香がいる遊郭に初めて北川景子が迷い込むシーン。下の写真は空襲で焼け落ちた遊郭に行くシーン。上はセット、下は北川景子が立っている橋のたもとまでがセットで、その向こうはマットペインティングだ。映画だけでなくテレビドラマでもこのくらいのデジタル合成をするようになったんだね。まったく違和感がないでしょ。あとは広島のシーン。
これなんかもよくできている。こうなってくると、すげえ金をかけて被災直後の街を再現しましたって言われても、できあがりはマットペインティングとそれほど変わらなくなってしまうね。さあ、つぎは残念なシーンに行くよ。