北川景子「灰汁霧ちゃん」レポ

みんな、北川景子の主演ドラマは見たか? 「モップガール」、「LADY」につづく3作目。カルト作品な人気だったがカルトでしかなかった1作目、低視聴率に喘いだ2作目、今度はどうだ?
     
私は楽しめたよ。「LADY」は基本設定に無理があった。単発ドラマや、ひとつの話を10話で引っ張る長編ドラマならともかく、1話完結であの設定では10回分の脚本が厳しい。謎を提示してそれを解決するのは物語の王道だが、論理を積み重ねて正解を導くような話ではテレビ視聴者は付いてこない。今回のドラマは夢の解釈なのでどうとでもなる。後出しじゃんけんでかまわないわけだ。第1話のタイトルは「任夢」だって。「○○む」を「○○夢」に引っかけるのか。アイデアに詰まったら「逆引き広辞苑」を使うのがよろし。
主人公の設定は「腹黒い女教師」。だが1話を見る限りそれほど腹黒くない。多かれ少なかれ働いて収入を手にするとはああいうことだ。だが外面上は自分を繕っている人という設定なのでナチュラルな演技より少し大げさな演技で良い。
     
そう、北川景子向きなんだよね。予知夢を見て、その事件を未然に防ぐことを北川景子に依頼する小学生がいると聞いてたがそれがこの子。
     
可愛すぎないのがGood! こういうアホなシーンは北川景子のお手の物。
     
これは相当にハマリ役なのではないか。ただ視聴率を取るには女性の興味を引くような男優が必要であることを「LADY」と「謎解き」で思い知らされたが、顎吐はどうなんだ? そこが不安材料だ。夢の中でお菓子の家が出てきて、壁についているクッキーをはがしてほおばる。
     
口の周りにクッキーの粉が付いている、クッキーの粉が。きれいに食え。クッキーがでかすぎたんだね。ストーリーの鍵を握るゲストキャラがWinkの片方。
     
この人、もう42才だって。でもぜんぜんOKだ!*1 彼女、10代のとこからおばさん顔だったからね。こういう人は強い。さて、基本は真面目だけどちょっと変な人モードの主人公、それは北川景子の素なんだけど、ドタバタと話は進む。あいかわらずちょっと動きが変なところも
     
このドラマではマイナスにならない。無駄に熱いところも
     
北川景子のまんま。これはモップガール以来の適役が来たのではないか? それにしても最後のシーン、
     
どんな記者会見だよ。気絶してベットに寝ている人の周りに記者が集まるな。これも笑えた。最後に気になること。北川景子が寝ているシーンで横顔がアップ。
     
肌が荒れている。スペシャルアクトの病室のシーンで見た赤ちゃんみたいな肌とは雲泥の差。だがあれから10年近く。もうお肌の曲がり角はとっくに過ぎているからね。ただ、昨日のズムサタも、その前のしゃべくり007でも顔に精気がないように感じた。疲れているのか、撮影中なので肉と炭水化物を控えているのかもしれない。もう一つ気になるのは視聴率。残念ながら日曜日なので更新が無かった。
     
って、ここにも泉里香

*1:なにが?