ひいい〜、あと10分で日付が変わっちまうよ。どうせ書き終わったときは日付が変わっているだろうから10日の記事としてアップしよう。ちょっと気になるニュースがあった*1。
結婚前に妊娠し、第1子を産んだ女性の割合が2009年で25・3%に上ったことが、
厚生労働省が9日に発表した「出生に関する統計」で明らかになった。
いわゆる「できちゃった婚」につながるケースも多いと見られるが、10代の出産では8割以上に達した。
統計によると、結婚前の妊娠で生まれた第1子の割合は1999年に20・9%と初めて2割を超え、
前回調査の06年には最高の25・6%に達した。09年は08年の25・5%から、0・2ポイント微減した。
若いほど割合が高いのが特徴で、09年の統計では
15〜19歳が81・5%
20〜24歳が63・6%
25〜29歳が24・6%
30〜34歳が12・1%
35歳以上では10・8%
どう感じられただろうか。「そうだろそうだろ、いまはできちゃった婚が多いんだよ」とか「芸能人だけかと思ったら素人もできちゃった婚が多いのか」だろうか。これだけの数字ではわからないが、こういう言い方もできるのではないか?
できちゃった以外の理由で結婚する人の割合
15〜19歳 18.5%
20〜24歳 36.4%
25〜29歳 75.4%
30〜34歳 87.9%
35歳以上 89.2%
つまり
25歳未満では3分の2の人が、できちゃった以外の理由では結婚しない
こう言い換えると、この調査結果は現代女性のライフスタイルを考えれば驚くほどのことではなくすごくまっとうなことを言っているように思える。むしろ成人前に結婚する人の2割近くができちゃった以外の理由であることの方に驚きを覚える。また30歳以上のできちゃった婚は、避妊の失敗というより女性側の作戦がまんまと成功、という匂いもする。この統計は中途半端であり、これに結婚しない人の割合、10年ごとの経年変化などを加えないとなにも結論を出すことはできないと思う。な、すごく頭の悪いニュースだろ*2
*1:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101209-OYT1T00900.htm
*2:会社でイヤなことがあったのか