安倍麻美「田舎に泊まろう」(後編)

泊めてくれる人を求めて2つ隣の駅まで移動したあさみん。人は降りるのだが、みんなあさみんに冷たい。福井県はマイナーアイドルに冷たいのか。だからおまえらはいつまでも福井県なんだ*1。夜は更ける...
     
命の危険を感じたあさみん、駅から出て家を探す。だかこれまでの感じではかなり期待が薄い。駅のすぐそばに巨大な家を発見。ふつうの民家みたいだけど、いくらなんでもでかすぎだろう。何人で住んでいるんだよ。大家族なら一人くらい増えてもだいじょうぶなのではないか。もうすぐ10時なのに玄関を掃除しているお父さん、妙に軽い。
     

  麻美「今晩、泊まるとこが無くて...」

  親父「...番組のやつ?」

  麻美「はい」

  親父「いいですよ」

いままでの苦戦はなんだったの? この夜中に必死で掃除をしているお父さん、わけがわからず手伝うあさみん
     
このお父さんは県庁の職員でもうすぐ定年だそうだ。お母さんは中学校の校長、娘さんも教師で2週間後に結婚をするらしい。その前夜祭の準備で、お父さんは必死で掃除をしている。それにしてもこの家はでかい。部屋数が多くて、一部屋がでかい。家はでかいのだが、公務員やサラリーマンの家はだめだ。漁師の家と違って飯は期待できない。しかも家に着いた時間が遅すぎて家族は食事が終わった後。あさみんは列車の中で駅弁を食べてから11時間もなにも食べてない。ためしに話題を振ってみる。

  麻美「お父さんはもう食事は済ませたんですか?」

  親父「はい。カレーライスです。おじいちゃんとカレーを食べました」

  麻美「へえ〜」

  一同「・・・・・」

話題が続かないよ。

  親父「安倍さんはご飯は食べたのかな?」

  麻美「まだなんです」

  夫婦「えーーー」

  麻美「ふへへへへ」

よかったね、やっと気づいてくれた。食事の用意をするお父さん。
     
いや、乾杯はいいから、食べるものを。お父さん、明るすぎるぞ、軽すぎるぞ。いい人なんだけど。
     
やっぱりカレーか。しかも朝の作り置き。前々回の帆立づくし、前回の刺身と焼き魚が懐かしいよ。やっぱり泊まるなら海のそばの漁師の家だよ。公務員とサラリーマンはだめだ。
     
恒例のあさみんの入浴シーン。風呂もでかっ! どうでもいいけど、このお湯、ふつうの入浴剤ではないね。なんか人間ドックで飲むバリウムみたいにドロっとしてるよ。撮影用の特殊なものかもしれない。寝室に案内されるあさみん
     
もう何部屋あるのか。夜中に起きてトイレに行ったら帰れなくなっちゃうよ。いや、怖くてトイレに行けないし。8畳の家具がまったくない部屋の真ん中に布団が敷かれてる。落ち着かねえ。朝になってみんなで朝食。
     
公務員の家だから朝ご飯もふつう。でもサケを2切れは朝ご飯には多いだろう。
     
おじいちゃん、縮んでる。翌朝は泊めてもらったお礼に仕事を手伝うのだが、公務員の家ではすることがないだろう。お母さんは学校でサッカーの試合があるのでと出かける。お父さんが庭の手入れをするのであさみんが手伝う。でも庭いじりではなあ。
     
公園かよ。庭でかすぎだろ。手伝いがいがありすぎだろう。
     
もう完全に農作業。最後にあさみんが得意の裁縫で花瓶敷きと、イニシャルを刺繍したハンカチをプレゼント。
     
あさみん、アップで見るとけっこう雑なんだけど。でも、よかったよかった。お父さんにも喜んでもらえて。さあ、帰ろう。
     

  麻美「では、1曲、聴いていただけたらと思います」

え、オカリナ行っちゃうの。もういいよ、帰ろうよ。曲は「思い出のアルバム」。「いつのことだか思い出してごらん」のあれね。オカリナを吹くあさみん。げっ、上手になっている。前々回とはえらい違いだ。でも、上手さ加減がすごく中途半端なんだけど。この芸、これからどうするんだろう。
お父さんとホームに立つあさみん。列車が入ってくる。

  麻美「来ちゃった...」

  親父「はは...」

  麻美「じゃあ、お別れです...」

今回はお父さんだけなので涙なしの笑顔の別れなんだけど、けっこうホロッとするあさみんの一言一言。
     
よかったね、あさみん

*1:意味わかんないし、福井県の人ごめんなさい