安倍麻美「ビキニでGo!!」

そういう番組ではない。先週に放送された「ミッドナイトQさま」のレポをお送りする。青木さやかの企画による「アイドル出来レース」。TIMがレギュラーの新番組のレギュラーを水泳大会で決める。これ自体が嘘なんだが、さらにマネージャーから裏番組のドラマが決まったので、必ず負けるように指令が出る。当然、負けるためにゆっくり泳ぐことになるが、真面目にやれとプロデューサーが怒る。さらに優しい言葉で慰めるのがTIMのレッド。これはこれでプレッシャーになる。怒るプロデューサー、優しいレッド、だけどドラマ出演のために勝ちたくない。この板挟みの状態を観察するのがこの番組の趣旨である。プールサイドにはニセ番組の進行役のレッド、別室でモニターを見るのが仕掛け人の青木。スタジオでこのビデオを見るのがサマーズ、憂香、ほし○あきたち。
出演するアイドルは誰がいいですかと聞かれて青木が「うちの事務所なら安倍麻美ですね。あの子は真面目で、いつも一所懸命だから」。そうか、あさみんは「まじめ属性」なのか。もちろん事務所枠というのがあって、ナベプロの中でそれなりに知名度があって、テレビで水着になれて、なにより25m泳げるのがあさみんだけだったのかもしれない。それにしても「まじめ」って言ってもらえるのはうれしいじゃないか。Wikiに詳しく書いてあるから興味があるひとはそっちを読んでもらえればわかるが、あさみんのデビューは挫折続き。ナベプロ久々のアイドルとしてデビューするはずが、ヤンキー時代の写真が週刊誌に出ちゃっていきなり泥が付く。それでも裁縫、料理、工作をがんばっていまの地位を築いたんだ*1。さらに介護の資格も取って、オカリナも練習中*2。ボートもこげるし海にも飛び込める*3。なにをやっても長続きしない華子様とはえらい違いだ。しかも、あさみんはお姉さんの存在を利用してない。まあ、利用させてもらえなかったんだけど...
あさみんのライバルはこの3人。

  青縞あきな・・・気が強く負けず嫌い(22才 身長160cm B87 W58 H86)

  谷腿子・・・・・天然キャラ(25才 身長160cm B88 W61 H92)

  あさみん・・・・明るく真面目な性格(24才 身長153cm B80 W56 H84 足のサイズ21.5cm)

なんか場違いだぞ、あさみん。グラビアアイドルの中にひとりだけ普通の人が混ざっちゃってる。で、この3人のビキニがこれだ。
     
華子様のエコな水着姿を見慣れてしまっている私。あさみん、意外と胸が大きい。バストのサイズは華子様と同じなのに。そうか、あさみんは身長153cm、華子様は身長161cm。だが、よく見ると胸が大きいと言うより

  小太り

という感じがしなくもない。グラビアアイドルの中に小太りの小学生が混ざっている。ニセ番組のオープニングを撮影して、アンケートに記入をするということでそれぞれに控え室に行く。そこにこれまたニセ企画のドラマ出演話を持ってマネージャーが行く。その様子を隠しカメラで別室の青木とレッドが見ている。

  麻美「今日...来ないかと思ってました。佐藤さん(マネージャー)」

  佐藤「ほんとはね、来なくてもいいかなと思ったんだけど」

そうか、あさみんほどのベテランのマイナーアイドルになると、収録にいちいちマネージャーが来ないのか。一人でテレビ局に入り、撮影をして、一人で帰って行く。これでは段取りと違うことを要求されたら断わってくれる人がいないではないか。いや、マイナーアイドルにタブーは無いのか...なんかなあ...(泣)
ドラマのレギュラーが決まったことをマネージャーが説明。「本当っすか」とうれしそうなあさみん。だが、真裏にレギュラー争奪戦をやってるこの番組が。

  麻美「1位取る気で行ったら...レギュラーになっちゃいますよ」

  佐藤「申し訳ないけど...負けてくれる」

  麻美「いや...無理...そっか...負ける?」

  佐藤「そう」

  麻美「えー...でも、私、TIMさんとやりたかったです...これ...めっちゃ」

別室で見ているレッドの頬がゆるむ。いや、それを通り越して感動。「かわいいこと言ってますよ」と青木。

  麻美「...でも...しょうがないですよね...」

  佐藤「うん」

  麻美「ディレクターさんが...がんばってくださいみたいな感じだったんで...私に...

     裏切っちゃうことになるのが...申し訳なくて...」

     
スタジオの三村たちが「いい子だね〜」「真面目だね〜」「ほんといい子だね!」と賞賛の嵐。だまされながらも、なお自分のイメージアップに成功しているあさみん。青縞はなんの逡巡もなく二つ返事。谷はドラマよりバラエティをやりたいのでしぶる。あさみんはどうするんだろう。TIMのゴルゴを師と仰ぐあさみん。もしかするとそのまま優勝してしまうかもしれない。あるいは、最後までトップで、タッチの差で2番手になるように工作をするとか。
     
圧倒的なペケ...○| ̄L...負ける気まんまんのあさみん。水泳は速く泳ぐのも難しいが、ゆっくり泳ぐのもそれなりの技術と体力がいる。他の二人はそれが無いようにも見受けられる。あまりの遅さにディレクターが怒ってやり直し。スタート地点に戻って続けてもう1本。マイナーアイドルは楽じゃない。
     
今度も3人がだらだら泳いでいるのでディレクターの怒りが爆発。それをレッドがなだめる。この状況で優しくされるのは逆につらい。
     
あさみん、体型が右側の二人とぜんぜん違うよ。ふつうの人...まさに北風と太陽に追い詰められる三人。ここでスタジオに問題。最後のレースは誰が優勝するでしょう。土田とほしのが安倍麻美。「これは行くでしょう」「決意の顔をしてましたよ」と。憂香は谷。ドラマに思い入れがないのでが理由。いよいよ最後のレース。
     
あさみん、圧倒的なペケ...○| ̄L...この執念、華子様も見習ってください。それとも泳ぎが下手なだけ?

*1:専業主婦じゃないんだから

*2:だから芸能活動と関係ねえだろうがよ

*3:誰でもできるし