安倍麻美「田舎に泊まろう!」(後編)

番組のサイトにこの町の紹介が出ていたよ。

  北海道・茅部郡森町

  人口: 18,433人

  世帯数:7,760世帯

  面積: 368.27km2

  特産品:イカ飯、ホタテ

  特徴:北海道渡島支庁中部にある町。渡島半島の空碧く波静かな内浦湾と緑豊かな秀峰駒ケ岳の周囲に位置する漁師町。

     気候は盛夏でも30℃を越えることはまれで、厳冬でもマイナス15度まで下がることは珍しく、

     年平均気温7〜8度で、積雪も少なく、北海道でも温暖な地といえる。それ故に農業も盛んで、メロンやトマトなどが採れる。

大阪市の1.6倍の面積にたった1万8千人。平均気温が7度で、真冬にマイナス15度まで下がらないと温暖な部類に入ってしまう北海道。やっぱすごいぞ。定刻が近づくと、人がぼちぼち集まってくる。駅前の駐車場、といっても空き地だが車がつぎつぎと。そんな停め方をしたら奥の車が出られないぞ。そんな細かいこと北海道の人は気にしないのだ。ここで、あさみんとスタッフは事態の深刻さに気づく。

  田舎は娯楽が少ない

たとえ見たことない芸能人だとしても、テレビの収録なんかがあったら町中の人が集まってくるのだ。
     

  麻美「アハハハハ・・・逃げた〜い・・・ハハハハ」

     
駅の狭い待合室に子どもからおばあちゃんまで140人。この町の人口の1%近くが集まってしまった。あさみん、やっていいことと悪いことがある。こうなったらオカリナの演奏はやめてブンブンマッチョを歌うのだ*1
     
あ〜あ、演奏会が始まっちゃったよ。オープニングは「見上げてごらん夜空の星を」。音程が外れるよ、つっかえるよ、あまりの下手さに唖然とする140人。だが、さすが芸能生活6年のあさみん、平然と演奏を続ける。1曲目が終わり、観客から安堵の拍手。町の人に駅の思い出を聞く。2曲目はエンディングの「故郷」*2。演奏に合わせて歌って欲しいと頼むあさみん。無茶なことを頼むんじゃない。あいかわらず音程が外れたりつっかえるのに歌ってくれる町民、いい人すぎるぞ。演奏会が終わったところで、今晩泊めてくれる人を募集、10人も手が挙がる。純朴な人たちをだますんじゃない。結局、昼間に会ったホタテ漁をしている人の家に行く。家、でか! 土地はいくらでもある北海道。当然、晩ご飯はホタテづくし。
     
セクシーとかエロスと無縁なあさみんの入浴シーン。もし、あさみんが向こうから全裸で歩いてきても

  おいおい、あさみん。パンツをはかないと風邪ひいちゃうよ

と言ってそのまますれ違っちゃいそうだなあ。翌日、家の仕事を手伝っていよいよお別れ。
     

  麻美「感謝の気持ちを込めて...」

それ、お礼になってないから。いやがらせだから。
     
でも、よかったね、あさみん。このあさみん無人駅の旅って、シリーズみたい。あさみんといい、華子様の2度にわたるドラマといい、マイナーアイドルに暖かいテレビ東京

*1:http://d.hatena.ne.jp/M14/20070813

*2:2曲しか吹けないからね