お金がないと学校に行けないの?

このニュース*1

  深刻な不況で授業料が払えない家庭が増えているとして、高校生や教員が26日、

  「お金がないと学校に行けないの? 首都圏高校生集会」を埼玉県三郷市で開き、授業料の無償化を訴えた

「お金がないと学校に行けないの?」この集会に集まった高校生の疑問に答えるなら、お金がないと学校には行けないんだよ。憲法で無償と定められている義務教育だって給食費や教材費は有償だから。ましてや高校はお金が必要なんだよ。まあ、そんなことはわかっていると思うのだが、この会合の名前「お金がないと学校に行けないの?」はむしろ反感を買わないか。主催者のネーミングのセンスが悪い。最近の公立高校がいくらくらいかかるのか調べたら*2、授業料が月1万円、諸経費が月3万円って書いてあったから、親と相談して、または親の金の使い方をよく調べて、月4万円が捻出できないかよく検討しよう。または月に4万円稼げるバイトがないか探してみよう。友だちは働いてないのに、なんで僕だけ働かなければ行けないのという意見は無意味だ。甲斐性のない親の子どもに生まれてきた運の悪さを嘆いてばかりいてもしかたない。君は授業料だけでなく、いろいろな点でハンディを背負っている。一日も早く親から独立する以外にその不幸から脱出する術はないのだ。この世は平等ではない。小田あさ美がファミレスで冷やし中華を食っていた同じ夜、華子様は中華料理店でフカヒレを食べていたのだ。この二人の不思議なシンクロニティは別の日に特集する。
ただ、授業料の高い私立高校に入学したものの親が授業料を払えなくなった子どもがいるかもしれない。さらに公立高校が通学圏内に無くて、アルバイトの口もない地域に住んでいるとか。そんな場所に私立高校があるのかという疑問は置いておく。その場合でも、授業料の無償化ではなくて、奨学金の基準の見直しとか、企業に対して一定数の高校生のアルバイトを受け入れる見返りに減税をするとかそういう方向で解決したい。だって、高校が無償になって税金がもっと高くなったらイヤじゃないか。なにかを無償化するというのは、その費用を全国民から広くあまねく取るということだろ。昼間っからゲームセンターの前でたむろしている高校生の学費なんか払いたくないよ。もし無償化にするなら年度の終わりに進級試験をして勉強してないやつを放校にしてくれ。それが納税者への義務と言うものだ。もし学校に残りたければ自分で授業料を払う。そうなると結果的には返済義務のない奨学金ってことになるけど、無条件に無償化よりはそっちの方がいい。アルバイトの採用枠は民間企業だとややこしいから高校や市役所の職員を減らして高校生のアルバイトを受け入れたらどうだ。それだとその職員の子どもが高校に行けなくなるか。またはあさみんが行ったみたいな田舎。子どもが減って学校も廃校寸前、農家も後継者がいない村に補助金を出して、こういう子どもを受け入れるとか。集団疎開というか田舎に泊まろうを3年間やるわけだ。昼間は農家で働いて夕方から学校に行く。部屋は余っているだろうし、食費も田舎だから安いし、親も食い扶持が減って助かる。ただ、そこまでして高校に行きたいと思うかが問題だ