例の問題を考える

最近、話題のニュース。あとからあとから新事実が出てきてニュースや週刊誌はネタが事欠かない。今回の関係者の中で、冷静に考えればクズの度合いの等級はこうではないか?

  加害者(子ども)>加害者の親>担任>校長>教育委員会>警察

だが委員長のヒールっぷりがあまりにも板に付いているのと、学校側が墓穴掘りまくり自爆しまくりなのでスポットライトの当て方が変。先日も書いたが、あそこまでやったら「いじめ」でさえない。ましてや「いたずら」などではない。教育の問題ではなく正義の問題である。加害者に必要なのは教育ではなく刑罰または矯正である。この問題の解決に必要な機関は学校ではなく警察である。
私は校長や委員長のクズっぷりを弁護する気は無い。だがそれでも同じ問題を抱える教育関係者のために言いたい。

  教師に武器を与えよ

ここで武器とは竹刀とかバットではない。授業を妨害する生徒の登校を禁止する。真面目な生徒の基本的人権や教育を受ける権利を脅かす生徒はとっとと警察に引き渡す。必要ならば証拠用に監視カメラを配備する。その武器だけは学校に与えるべきだ。
分数の計算ができない大学生の面倒を大学が見る必要がないように、人間として育ってない子どもの面倒を見る必要は小中学校にはない。学校は勉強だけ教えてくれればけっこう。人間としての教育は親の責任。それができていない子どもは義務教育といえども入学資格なし。ほかの子どもが教育を受ける権利を脅かしてはならない。
それでも子どもの欠陥を親が認識し、なんとか真っ当な子どもに再教育して欲しいと親が学校に頼み込めば一定の期間と努力だけはしてもいい。だが、今回のように親がバカでは学校は打つ手がない。その状態で学校側に武器がないなら、ひたすら見て見ぬふりをするしかないではないか。
人間を教育するのが学校。だが人間として育ってない子ども、つまり獣を人間にするには特殊なノウハウや技能が必要であり、ふつうの先生はそれを持ってないし、決められた教育課程をこなすのに精一杯でその時間もない。そういう子どものためには専門の学校が必要になるだろう。そこは戸塚ヨットスクールのようなところではなく、むしろ治療に近いものが必要なのだと思う。それはそれで子どもが集まらなくて倒産しそうな私学にはビジネスチャンスがあるだろう。うーん、やはり私が文部科学大臣にならなければダメか