失敗したよ。きょうのテーマは「着物」とわかった時点で「だめだ、きょうはネタにならない」とトイレでウンコをしながら続きを聞いてたのだが、かなり突っ込みどころ満載のレポだったじゃないか。メモを取ってないので沢井美優の会話が再現できない。思い出せる範囲で書くから、放送と違ってたとコメントしちゃいや〜ん。
沢井美優が行ったのは「カジュアルきもの」の店。「カジュアル」ってことは、てっきりレースとかデニムを素材にした和服だと思ったんだけど、ふつうの着物をお手頃なお値段でお気軽にご購入いただけるお店らしい。
で、どのくらいお手頃なお値段かと言うと、反物を選んでその人のサイズに合わせて縫って、要するにスーツのオーダーメイドね。オーダーメイドって、飲み物のオーダーを取りに来るメイドさんとか、メイドさんをオーダーできるシステムのお店じゃないよ*1。そのオーダーで帯と合わせて15万円だと。中山エmmも沢井美優も「すご〜い、安い!」と言ってたのですごく安いのだろう。和服ってそもそもいくらくらいするのよ。15万円って私のセミオーダーのスーツ3着分なのだが。
その店の3階では着付け教室をやっているそうだ。エレベーターで3階に上がる沢井美優。
美優「あー、畳のいい匂いがしますね!」
こういう感性は大事だね。あと二、三十年もすると畳の匂いを「いい匂い」と感じる人も少なくなるのだろうか。で、この着付け教室なんだが、なんと1回1,000円。全課程が8回だから合計8,000円。これには沢井美優も驚く*2。沢井美優のテンションがどんどん上がる。どうも沢井美優のテンションは
第1位 食い物
第2位 スポーツ
第3位 お値打ち価格
の順に触発されるようだ。「あの〜、私もちょっと体験できますかね」無理だろ、この放送時間では。しかもラジオ。「では風呂敷の講座を受けていただきます」いや、無理だろ。ラジオでどうやって説明するんだよ。しかもレポーターは沢井美優だぞ。この前のプチプチカレンダーなんかもブログの写真を見てやっとわかったくらいだから。
風呂敷講座−風呂敷で大きな荷物を運ぶときの結び方
1.風呂敷の1辺の両端を固結びで2回、結ぶ
2.1と向かい合う辺を同じく結ぶ
3.完成
美優「え?これだけですか?・・・んははははは」
つまり荷物の重さで風呂敷の中央がへこみ、自然と1と2が接近し取っ手になるわけだ。すごいぞ、日本の知恵。着物にしても風呂敷にしても、西洋の服やバックとちがって立体ではないのだよね。立体裁断の技術が無かったのかもしれないが、その必要性を感じないくらい折る、畳むという技術を極めた日本人。どんどん沢井美優のテンションが上がる。まさか着物のレポでこんなことになるとは思わなかった。ああ、メモを取りたい。でも、トイレの中。しかもウンコ。
最後は1階の喫茶コーナー。なんだか1つのテーブルに1人、メイドさん、じゃなかった給仕係が付いてお茶を入れてくれるらしい。「わたしもいただいていいですかね」もう声が半分笑っている。きょうの沢井美優は変だ。最高級の玉露を飲む。