沢井美優「カンヌへの道」

オープニング。ヴァンソン・ジリ・・・ジェシー・・・沢井美優・・・おお、ほんとに出るんだ*1
画面はカフェの前。椅子とテーブルとパラソル。あとは絵。男女のフランス人がいる。この番組がフランス語講座だからフランス人と言っただけで確証はない。ジェシーは歌手なのか、ヴァンソン・ジリはカフェのギャルソンだと。ギャルソンってなに?以降、()内はフランス語、「」は日本語ね。

  ジェシー(最近よくここに来る若い日本人の女の子がいるのよね?)

  沢井美優「ぼんじゅううる、はじめまして沢井美優です。

       小さいころからフランスに行くのが夢だったんですけど、

       いまはフランス語を学んでフランス映画に出るのが夢なんです」

  ヴァンソン「夢は大切ですからね」

って、おい。日本語ではその切り返しは

  それはかなわぬ夢ではあるが、夢を持って努力することは大切だ

という意味だぞヴァンソン。まちがってないけどな、沢井美優には。この番組を見ている95%の人は沢井美優のことを知らないだろうから

  「カンヌの前に、まずは日本のテレビドラマのレギュラーになろうよ。子ども番組でもいいからさ」

と思ったことだろう。もうなりました(怒)

  ヴァンソン「これから僕とジェシーはフランス人らしい仕草と会話をいっしょに教えますよ」

  沢井美優「よろしくお願いしま〜す」

  ヴァンソン「きょうは美優のためにシナリオを用意しました」

  ジェシー「使える表現がたくさんはいってるよ」

はいってるよって、ジェシーの日本語、いかにも外人の日本語だ。デビューしたころのヒデとロザンナを思い出すよ。沢井美優と並ぶとジェシーちっちゃい。白人の女性はみんなでかいというわけではないのか。フランス女性は小柄なの?
今日の勉強はカフェでの会話・・・なんか発音をするときの単語と単語のくっつき方が半端じゃないぞ。こんなもん文をまるごと暗記しないととても発音できない。恐るべしフランス語。ヴァンソンたちと一緒に復唱する沢井美優

  あん、かふぇおれ、しるぶぷれ

    日本語訳:あー、カフェオレの汁だけくれ

相手の目を見ていいなさいと注意。無理無理、私は人と話をするとき目を合わせるのが恥ずかしいから相手のおでことか、頭の後ろの空間を見てるのよ。
なんか変な日本人のおばさんが出てきたぞ。絵と身体を使ってフランス語の発音を習得するそうだ。フランス語の[si]を上手に発音する方法。右手の手のひらをまっすぐにした状態で、中指だけ内側に倒す。左手は身体の前で手のひらを上に向ける。その状態で右手を左手の手のひらから前方に発射する。日本語の[shi]と英語の[si]の中間のような気がしました、自信はないけど。沢井美優の発音、おばさんにほめられた。では続けて「スィルブプレ」。なんで「S'il vous plait」がこういう発音になるのかわかんないよ。「ou」は二重母音ではなく「s」も発音しないのね。なんか、おばさんの発音と沢井美優の発音はまったく違うんだけど、これでいいの?
あ、そのあとの説明で最後の「S」は発音しないのだと。なるほど

  「エロス」→「エロ」はフランス語から来ていたのか!*2

この番組、沢井美優の出演時間はかなり長い。ほとんど主役といって良い。沢井党はこの3年間の欲求不満がこの番組で一気に解消されるはずだ。よかったな、私もうれしいよ。
おお、早くも男性名詞と女性名詞の登場だ。鍵は女性、椅子も女性、携帯電話は男性。コーヒーと紅茶は男性、レモネードは女性。わかるかそんなもん!鍵は男性で、鍵穴が女性なら覚えやすいのに

*1:でるだろ

*2:ぜったいにちがう!