モップガール第7話「理科室は大騒ぎ」の巻
ミステリー仕立ての連続ドラマは犯人がすぐにわかってしまうのが難点だ。これが単発ドラマならレギュラーという概念はないから、北川景子の友だちも社長さんもみんな容疑者になりえる。ところがモップガールの場合、
番組開始15分以内に出てくる存在感がある怪しくない人
が犯人である。実は犯人の側にはもっともな事情があって被害者の側にも非があるのも毎回のこと。北川景子はタイムリープによって被害者の命を救うが、同時に犯人を殺人の罪からも救う。それほど難しいミッションではないはずだが、北川景子演じる主人公が必要以上にバカなので、谷原章介の助けが必要になる。これがモップガールの基本設定だが、話をコメディにもシリアスにも振ることができるので、いまのところ成功しているように思う。
第7話は北川景子の眼鏡っ子セーラー服コスという、ほぼ反則に近い飛び道具を出してきた。メイド服は3分くらいで終わってしまったが、今回は最後までこのコスで出ずっぱり。ただ北川景子がどんなコスで出てきても、おバカ設定なのであざとさがない。
ラストで物語の伏線が提示される。だがこれは出し過ぎ。もうからくりがわかってしまったではないか。谷原章介の死んだ彼女は○○○○○○の○○を持っていたのね*1。北川景子を助けてタイムリープの能力*2を授けたのは○○だったと。第7話では彼女の命日と、幼い北川景子=凜ちゃんを助けた人の命日が同じというところで止めといた方がよかったんじゃないの。
モップガール第7回まとめ
おはなし ★★☆
おバカ度 ★★★
景子変顔 ★★★
コスプレ ★★★
レオチラ ☆☆☆