全国の特撮・アニメヲタク少年少女に送る読書ガイド

小中学校は今日から夏休みだ。高校や幼稚園もそうか。今日から夏休み特集をやるからね。私は中学・高校とさっぱり本を読まなかったのだよ。6年間で読んだ本など50冊にも満たないのではないだろうか。いまの半年分だ。子どもの読書嫌いの原因になっているのは読書感想文だ。読書感想文は難しい。大人でも難しい。なにしろ世に五万といる文芸評論家*1は読書感想文で飯を食っているようなものだ。読書感想文のプロがいるということは、とても子どもの手に負えるようなものではないということだ。だから、全国の子どもたちよ。読書感想文など書くのはやめたまえ。図書館に行って、適当な本の解説を丸写しにすればいいのだ。先生だってどうせ読んではいまい。
だが、本は読まなくていいのか。それは話が別だ。読んだ方がいい。ただし、人格形成の役に立つとか、文章が上手に書けるようになるというのは嘘だ。本など読んでも高尚な人格などできない。また、いくら本を読んでも文章など上手にはならない。とくに後者は誤解がある。テレビでプロ野球を見てるだけでは野球は上手にはならないだろう。文章だって、他人の文章を読んでいるだけでは上手にはならないよ。本を読んだ方がいいと私が主張する理由は一つだけだ。それはアニメや映画より面白い本だってあるからだ。それ以外に読書の理由などない。
というわけで、特撮番組やアニメは大好きだが、本は大嫌いという全国の青少年のためにおじさんが面白い本を紹介しよう。でも、ちょっと逝っちゃってるおじさんだから本気にしないでね*2

*1:5万人はいないか

*2:なら書くなよ