都内で一番、もしかすると日本で一番わかりにくい駅はつくばエクスプレスの駅だ。たしかにきれいだ。駅と言うより商業ビルの中にいるかのような洗練された構内である。しかし北千住駅や新御徒町駅で別の線から乗り換えようとすると、構内の案内が商業ビル並み、いやそれ以下なのだ。おそらく駅や公共施設の経験のない会社が設計したのだろう。初めて新御徒町駅で都営大江戸線から乗り換えるとき延々と構内をさまよってしまった。もしかしたら、開業日から今日まで中をさまよい続けている人だっているかもしれない。下手したら白骨死体さえ見つかるかもしれない*1。
さすがに苦情が絶えないのか、新御徒町駅の構内は道案内の紙がベタベタ貼ってあってせっかくの美観が台無しだ。それでもわかりにくい。北千住駅も案内板に「千代田線」や「日比谷線」は出ているのだがJRが無いのだ。なにしろ北千住駅は変なところで出てしまうと地上をぐるっと歩かないと目的の改札に到着しない難所なので間違えたくないのだ。
秋葉原に出るには便利な線だけに実に惜しい。メイド喫茶の常連さんは要注意だ。
*1:そんな下手はない
