蝉しぐれ

見たいなこの映画。予告編を見ただけで泣けた映画は初めてだ。その予告編を見たのが、ヨーカ堂の中にあるくまざわ書店のテレビというのが情けない。本屋の店頭で一人泣いている中年って我ながら不気味だ。花火のシーンにかぶせてヒトトヨウ*1の歌が流れるのも反則に近い。「忘れられるものではございません」に歌のサビがかぶさって、「私たちが忘れていた『日本人の気高さ』がここにある」って字幕が出たら、もう泣くしかないだろう。それで泣くのは私だけか。原作はかなり前に読んだがこんな話だったかな。江戸時代版「しろばんば」のような話だった記憶があるのだが。
木村佳乃もいい。美人過ぎないのがいい。以前、松浦亜弥と'はしのえみ'と'ほしのあき'が私の中では同じカテゴリに属すると書いた。木村佳乃鈴木杏樹と同じカテゴリなのだ。これもどういうカテゴリだと聞かれると答えられないのだが。そこに松たか子も若干かぶっている。なんだろう。長身、知的、育ち良し、70点くらいの美人、う〜ん。いま木村佳乃の公式サイトを見に行ったら、ファンクラブに入ってない人はスケジュールくらいしか見られない。だが、これだけ差を付けていれば逆に気持ちいい。よし、なんとか時間を作って錦糸町のレイトショーを見に行くぞ。

*1:字が書けない。ATOKも無力だ