映画の話題2選

ハガレン進撃の巨人みたいに

「役者は日本人、演じる役は白人、そこは脳内補正してね」

という映画は多い。だがこれは脳内補正の限界を突破している。

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人種は合っているが性別が違っている。のんちゃんがさかなクンに見えるように私も努力するから、製作サイドももう少し寄せに行ってよ。

もう一つは佐津川愛美の話。この人は「蝉しぐれ」に木村佳乃の少女時代で出演したときから知っていた。知っていたと言ってもそれ以降は忘れていたんだけど。で、なにかの映画を見たとき脇役で出ていて「上手な女優さんだなあ」と調べたら蝉しぐれの「おふく」だったわけよ。「家売るオンナ」にも出てたよね。その佐津川愛美さんのニュースを3月9日に見たのよ。

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佐津川愛美(33)が国際女性デーの8日、東京・テアトル新宿で行われた主演映画「蜜月」(榊英雄監督、3月25日公開)ワールドプレミアに登壇早々、涙した

この記事の「ワールドプレミア」と「テアトル新宿」のミスマッチがすごくて。初日舞台挨拶とか、公開前だったら完成披露試写会くらいでいいんじゃね? それでも主演映画の封切りおめでとう!と思っていたらその翌日、

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ひどい、ひどすぎる。その公開中止になった映画のワールドプレミアが国際女性デーに合わせて開催されたのが皮肉すぎる。弟役はウルトラマンジードの濱田龍臣くんじゃないか。ますます罪が深い。公式サイトは見られるが、予告編が封印されている。

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いいんじゃないか、公開しても。このままお蔵入りでは役者がかわいそうすぎるよ。興行的にもテアトル新宿でワールドプレミアをするくらいの映画なので「そんな監督が撮った映画なんか見に行けるかよ」という人と「曰く付きの映画ならちょっと見てみたい」という人でプラスマイナスがゼロ、またはプラスのように思う。板尾は「ファースト・ラヴ」に続いてヤバい父親役か。こっちはどうでもいい。