DVD第3巻(その3)

もう一つ、act9では実写版セーラームーンの特徴の一つが初めて出てくる。それは

     とつぜん日が暮れる

だ。橋の下でセーラームーンとタキシード仮面が会話をするシーンは夜だ。「いままでどこにいたんじゃい」と思ったが、この突然に夜になる展開はこの後もact12、act17と続き、act41あたりになると視聴者もすっかり慣れて「はいはい、夜ね」と自然に受け入れた*1。つづいてact10に行きます。
act10はプリンセスのレクイエムが完成しゾイサイト妖魔が出てくる。この妖魔の歌声で全国のプリンセスが苦しみ出すという思い切りな展開だ。たぶん設定の強引さにかけてはシリーズで一、二を争う回であろう。かぐや姫に自分を見立てていたエリカちゃんが苦しむなら、プリンセスの衣装で買い物をする「はしのえみ」などひとたまりもないだろう。即死のはずだ。どっちもTBSだな。ところで松浦亜弥はしのえみは似ている。以前、セーラームーンの文具はないかと探していたら、はしのえみの鉛筆があった。ずいぶんコアな層を狙って文具を出したなと思ってよく見たら、松浦亜弥がお姫様の扮装をして「プリンセス・アヤヤ」と書いてあった。これはこれでコアな層を狙っていると言えなくもない。はしのえみほしのあきもなんとなく似ている*2。同じカテゴリに属する顔だ。どういうカテゴリだと聞かれても説明できないが。では、ほしのあき前田健は似ているのか。これはぜんぜん似てない。そして、そんなことはact10とまったく関係ない。
(つづく)

*1:自然には受け入れてないぞ

*2:どちらもひらがななのでよみにくい。このぶんしょうもよみにくい