セーラーマーキュリー「水野亜美の宇宙」(その1)

実写版美少女戦士セーラームーンをいくつかのパートに分けるとしたら、どこで分けるのが適当だろうか。まずは放送上のクールで分けると

     (1)act01〜act13(クンツァイト登場、うさぎが妖魔に)

     (2)act14〜act25(プリンセス覚醒)

     (3)act27〜act37(うさぎ失踪)

     (4)act38〜act49

これはいかにも機械的すぎる。東映の公式サイトではact26が第1部の終わりだと書いてあった。たしかに陽菜が衛の元を去り、衛がロンドンへ旅立ち、いわば「それぞれの別れ」とでも名付けたいような回である。ところがダーキュリー問題がここでは解決しておらず翌週のact27、28で山場を迎える。そもそも監督が2話ずつメガホンを取る実写版において奇数回で話が分かれるはずがない。そこで修正を加える。

     (1)act01〜act14(うさぎ復活)

     (2)act15〜act28(亜美奪還)

     (3)act29〜act38(総集編)

     (4)act39〜act49

だいぶ収まりが良くなった。おそらく主役である月野うさぎを中心に考えればこれで良いのかもしれない。だが、前半では明らかに水野亜美、終盤では愛野美奈子がフューチャーされていた。それを考えると改良の余地がある*1
(つづく)

*1:タイトルと関係なかったりして