セーラー戦士それぞれの単独メイン回が何回くらいあったか見てみよう。もちろん主役の月野うさぎは除く。つまりここでの単独メイン回には、うさぎとのダブルメインも含まれている。
単独メイン回・シリーズ前半(act1〜act28)*1
火野レイ・・・5回(act3,4,8,10,23)
水野亜美・・・6回(act2,5,14,16,21,28)
木野まこと・・1回(act6)
愛野美奈子・・4回(act11,12,17,18)
act4は亜美の出番も多かったが、話しのテーマはレイが仲間になることなのでレイのメイン回とした。同様にact21も亜美のメイン回とした。さすがに亜美メイン回が多い。ではシリーズ後半はどうだろう。
単独メイン回・シリーズ後半(act29〜act49)
火野レイ・・・0回
水野亜美・・・0回
木野まこと・・1回(act31)
愛野美奈子・・4回(act30,35,46,47)
後半はセーラー戦士・四天王が出そろい、話も銀水晶・メタリア・美奈子・前世と錯綜するので単独メイン回自体が少なくなる。前半と後半を合計すると
単独メイン回(act1〜act49)
火野レイ・・・5回
水野亜美・・・6回
木野まこと・・2回
愛野美奈子・・8回
まことは2回と圧倒的な少なさだ。これでは花嫁候補No1のまことが報われない。私は小林靖子が木野まことのキャラクターをどう扱うか考えあぐねている結果だと思っていた。ところが雑誌のインタビューでは「一番扱いやすかったのはまことだ」と語っている。この人は男性キャラが得意なのだ。なぜだ?なぜ小林靖子はまことのストーリーを書かない?もう一つ、疑問がある。放送が終わって、亜美よりまことの方が印象が強いのはなぜだろう。*2
(つづく)