灼熱のビデオまつり「花まんま」「チェイス」

この暑さ、何の天罰なんだよって。3本だけだが、最後のは連続ドラマで映画3本分なのでいったんアップする。

ガラ

ガラ

  • メイビス
Amazon

ガラ
【1,000円】「台湾で鑑賞中に嘔吐した人が続出したという大問題作」という台湾のホラー映画。ホラー映画・スプラッター映画マニアが見るとぜんぜん大したことない。低評価なのがホラー映画のセオリーを守ってないので。「いちばん可愛い女の子は生き残る」は原則だろう。全滅って。

花まんま
【2,000円】予告編や紹介文ではこの映画の良さってまったくわからないんだよなあ。私が配給会社の担当者だったらどうするだろう。「原作が朱川湊人なので単純な話であるはずがない」、いやマニアックすぎるだろ。これは特殊設定ミステリなんだよ。でも謎解き要素はないから特殊設定純文学か。でも特殊設定を入れたら「純」にならないか。かといって「ファンタジー」や「SF」でもない。私は読書メモを作っているのだが、この手の小説の分類が悩むんだよ。しかたないので「エンタメ」にしている。この特殊設定を、単純な兄(鈴木亮平)、しっかり者の妹(有村架純)、真面目で優しい妹の婚約者(鈴鹿央士)の芸達者な3人の俳優が演じているのがいい。そして中盤まではこの状況を受け入れられない、受け入れたくない、イラっとするほど単純で実直な兄だからこそクライマックスが生きてくる。出番は少ないがすごく重要な役に「その星の校則」のレギュラーの子が出ていた。

   

チェイス

チェイス

  • 大谷亮平
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チェイス
【1,800円】Amazonオリジナルの連続ドラマで約30分が全12話。7話が第一章、5話が第二章で別の事件。舞台は地上波のテレビ局から左遷になった社員ばかりで編成されたBS局。雑用係のADである主人公(本田翼)が整理していた資料から偶然に見つけたネタ。企画書にして会議で発表するがヤル気のない社内の管理職からは相手にされない。そこに一筋の可能性を見出した上司(岸谷五朗)はフリーのジャーナリスト(大谷亮平)とADを引き合わせ二人で事件を追うことになった...大谷亮平がひたすらかっこ良く、本田翼がただただウザイ。突然にエンドロールが始まるように思えるほどスピード感がある展開。放送するドラマではないので1話が25分から35分と不定形で尺に合わせて水増ししたりカットをしてないのが良い。連続誘拐事件と冤罪がテーマの第一章は良いのだが、第二章は現実には無いある技術がキーになっていてリアリティに難がある。だが特殊状況ミステリと考えれば、それを前提とした謎解きやどんでん返しがあり私は楽しめた。