ちゃんとした映画5本と、ちゃんとしてない映画4本。
映画検閲
【1,800円】公開から半年くらいしか経ってない。あらすじを読んでもどういう映画なのかまったくわからなかったが*1、時代背景や少しずつ明らかになっていく主人公の過去と罪悪感、ある出来事で苦しい立場に追い込まれた現状、これらが絡み合って物語がどんどん捻れていくのが見事。
八つ墓村
【1,000円】「八つ墓村」ってAmazonプライムで見られるのだけで4種類あるが、これは「犬神家の一族」と同じ市川崑監督版で、金田一は豊川悦司。この作品が持っているおどろおどろしさを意図的に排除したかのような作りでなにか物足りない。野村芳太郎版ではクライマックスになっている洞窟のシーンもあっさりしていて、もしかすると原作に近いのはこっちなのかもしれないがなんかなあ。浅野ゆう子と萬田久子の配役は逆のが良かったかも。
母性
【1,500円】原作は湊かなえ。ただしハッピーエンドなので安心して見て良い。この映画を見て、永野芽郁ってこのまま埋もれてしまったら残念すぎると思った。この人の武器、同年代の女優である浜辺美波や芳根京子になくて永野芽郁にあるものって「口ほどに物を言わぬ目」だと思う。これって長所なのか、むしろ役者としての欠点じゃないのかとも思うが、本作では効果的だったと思う。終盤で父親の不倫を発見して問い詰めるシーンで、この娘はこんなに聡明だったのかが驚きだった。その後の母親とのシーンでも、この娘はこれほど母親が好きで母の愛を欲していたのかもサプライズになっていた。

プレゼンス 存在
【2,000円】U-NEXTで配信が始まったが、これって公開が今年の3月で、まだDVDさえ出てないんだよね。でも上映館が少なかった映画の配信がすぐに始まるのは良いこと。本作の主人公は幽霊。そして幽霊の一人称視点の映像になっている。この予備知識がなくても開始20分くらいでわかるようにはなっている。ただし幽霊のモノローグとかはないので、両親と兄と妹、この4人家族の会話から少しずつ過去に起こった出来事、そもそもこの幽霊は誰なのかがわかってくる展開は見事。この映画のクライマックスは何なのだろうと見ていると、そう来るか、だからなのかとすべてが繋がるカタルシス。
ブルービートル
【1,500円】日本では劇場未公開、DCコミック版のアメコミヒーロー物。変身ヒーローは孤独なものだが、本作は窮地の主人公を家族総出で助けに来る。ヒロインはネイマールの彼女らしい。
ここからはちゃんとしてない映画を4本。お勧めはしないのでサクっと。
心霊写真部 劇場版
心霊写真部 リブート
【800円】劇場版というくらいだからテレビ放送かVシネマがあったんだよね。でも劇場版がこのクオリティだと元の作品はどんなだか想像するのも怖い。

10年前、まだガキンチョの工藤美桜が出ていた。
恐解釈 桃太郎
恐解釈 花咲か爺さん
【1,200円】解釈もなにも昔話はほとんど関係ないスプラッター映画。メチャメチャなりに先の展開が読めないのと最後までスピード感が途切れないのは立派。二作とも女優さんがみんな可愛いのは高ポイント。
*1:あらすじ「映画検閲官の主人公が旧作ホラー映画に登場するヒロインが行方不明になった妹に似ていることに気が付く」







