新宿スモーキング

新宿に行ってきた。電車はコロナ前の7割から8割くらいまで戻ってるよ。もうどんな宣言を出しても人の流れは減らせないと思う。みんな気がついちゃったんだよ。知事が「若者がー」って言っても高齢者がカラオケや飲み屋で自爆していることに。「医療の逼迫がー」って言っても行政も医師会もこの1年、たいしたことをしてないことに。

昨年の4月以降、新宿に行くと煙草が吸えるところがないのでまいった。私が知っている無料の喫煙所は新宿武蔵野館と新宿バルト。喫煙のためだけに入るのは礼儀として止めような。ビックロの裏にある昔ながらの喫茶店「ローレル」は全席禁煙になってしまったが3階に喫煙室があり紙巻きタバコも吸える。あと電子タバコ限定だが新宿に何店舗かあるルノアールはいける。でもそのくらいだ。

ところが今日、明治通りから一本東に入った細い道、飲み屋や小さいレストランが集まっているあたりを歩いていたら店の前に灰皿がやたらあるんだよ。店内を禁煙にしちゃったので、代わりに店の前に灰皿を置いて、ここで吸ってねとなったんだな。喫煙できるところをどんどん減らしたら一周回って喫煙場所が増えちゃったという。さらにローレルに入ったら、なんとここの3階はいままでは席では吸えなくて煙草を吸うときは喫煙ブースに入らなければならなかったのが、きょう行ったら席に灰皿が置いてあるよ。そうだよな、コーヒーだけを飲む人はカフェに行くから喫茶店なんか半分以上の客は煙草を吸いに行ってるようなもんだよね。なんだか風向きがちょっとだけ変わってきたぞ。自粛疲れじゃなくて禁煙疲れ。いいじゃないかいいじゃないか