真冬の映画まつり「ファースト・ラヴ」「哀愁しんでれら」「樹海村」

妙典のイオンに行ったら喫煙室がコロナ対策で閉鎖されてんじゃん。開いてて良かったドトール。あと1階のパチンコ屋の喫煙室という手もあった。

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なんか、盛り上がらないまま終わってしまったよ。富士の樹海でロケをしたらしいが、樹海の怖さが現わされてないのが残念。あと山田・山口の主役の2人がキャラが弱い。

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観客は9人。昨日の記事で平面図を見せたが、ここのイオンシネマは床に30度くらいの勾配がついているのでそれほど狭い感じがしない。主人公の土屋太鳳ちゃんが子どもがいるバツイチの男性ながらクリニックの院長で玉の輿の結婚。その先に不幸が待っているわけだが、最後は夫と子どもに妻が殺される、妻が夫と子どもを殺す、妻が夫と子どもを殺して無理心中、家に火がついて3人とも死亡、どれかだと思ったらどれも違った。てか、ラストがやり過ぎでここまでやったらギャグ。3人の心境の変化というか、ああなるバックボーンがよくわからないのが残念。最初の方でよりを戻そうとする元彼を突き放す太鳳ちゃん。頭を丸めるから許してという彼に「切るんなら髪じゃなっくてオチ〇チ〇を切ってこい!」、太鳳ちゃんの口から「オチ〇チ〇」が聞けたのが収穫。

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意外と芳根京子の出番が少なかった。言うことが情緒不安定で心に闇を抱えている芳根京子と向き合うためにまずは北川景子が自分の心の問題を解決するというストーリー。良い役だったのが夫役の窪塚洋介。中盤で精神的に厳しい状態になる妻に、無限の優しさと包容力を示す。この人はこういう役も似合うのだと驚いた。映画.comの感想では悪く書いてる人もいた北川景子の演技だが、案の定、私が見るといつもの北川景子。けっして悪くは無い。芳根京子は接見室での爆発力もすごかったが、最後の法廷のシーン。弁護側、検察側の質問に答えるとき、毎回おでこの半分から上が切れるくらいのどアップ。それで観客の目を引きつける芳根京子はやはり只者では無い。北川景子芳根京子も映画では作品に恵まれてないが、これは代表作になったのではないか。