天狗はオマエらの方だ

ネットでよく目にする話題だが、おおもとはこれか。

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鬼滅の刃』に主演声優がウンザリ、関連取材NGで「天狗になっている」の声

主人公・竈門炭治郎役を演じている声優の花江夏樹にはテレビ、新聞、雑誌にインターネット……ありとあらゆるメディアから取材依頼が殺到しているという。ところが! そんな花江が、『鬼滅』関連の取材をほとんど「NG」にしているというのだ。つい先ごろ、花江にインタビュー取材を申し込んだというアニメ専門誌の編集者はあきれ顔。
「アニメの関連会社を通じて取材をお願いしたのですが“花江さんは『鬼滅』の取材は受けない”と、けんもほろろに……。なんでも花江さん本人が取材にうんざりしてしまったそうで。これまではどんな取材もにこやかに受けてくれたんですが……。“すっかり天狗になっちゃった”と業界内ではもっぱらですよ」
別の映画ライターは、運よく取材を受けてもらえたというのだが、「その“条件”がひどかった」とこぼす。
「取材までに“花江の過去のインタビュー記事すべてに目を通してきて”“過去の記事と同じ質問はしないで”って。そんな無茶な(苦笑)」
どうしたって質問内容はカブってしまうし、そうしなければインタビュー記事だって成立しない。

(中略)

ある声優事務所関係者は、花江にこう同情する。
「芸能界では“取材日”に立て続けにいくつも取材を詰め込んで、出演者が何度も同じ質問に答えるということも普通なのかもしれませんが、どんな人気声優だって、そんな経験ないですからねぇ」
マスコミ対応の“型”も覚えるといいかもね。

 いいかもね、じゃねえよ。この機会にインタビューのあり方を反省することはないのか。まあ、反省しないから進歩もないんだろうな。この記事からぷんぷん臭うのは

取材をしてやってんだから、ありがたく質問に答えろ。創意工夫がある質問なんかできるかボケ

だ。「どうしたって質問内容はカブってしまうし」、それはこの人もわかっていると思うよ。そうではなく95%が同じ質問だったら同じ回答をする労力より、バカを相手にする時間の無駄にうんざりすると思う。最後の一文が「われわれマスコミもこの機会に考える必要がありそうだ」なら救いがあるが「マスコミ対応の“型”も覚えるといいかもね」だもんな。「はい、お察しのとおりバカです」と言ってるようなもんじゃないか。別に取材なんかしてくれなくてもアピールしたいことは自分でSNSを使って発信してるし、もはや週刊誌の部数なんかしれてるし、君らももうちょっと将来を考えた方がいいかもね