これは何の戦いなんだ?

先日の記事で紹介したレプロの社長の守護霊のインタビュー。会員限定なので読めないが中身に触れている記事があった*1

  教団総裁の大川隆法氏がレプロ代表・本間憲氏への守護霊インタビューを敢行。

  書籍化やネット配信などはされず、会員のみ閲覧可能というが、その中身は衝撃的だ。

  関係者によると、本間氏の守護霊と対峙した大川氏は

  「本間氏のことを“人食い鬼”と形容。前世でも“女性を使いエゲつないビジネスをしていた”とし、

   それが現世にも影響していると指摘した」(関係者)

  という。

出たー! かっこ関係者。これは関係者の発言ですからね。私が言ったんじゃ無いですよ。うちを訴えないでくださいね。というサイゾー関係サイトが必ず付ける枕詞、じゃない接尾語。人食い鬼って言われちゃったよ。記事はまだ続く。

  また、大川氏は「レプロ」という社名から、同社が爬虫類型宇宙人レプティリアンの影響下にあることを危惧。

  レプティリアンは知能が高く、人間になりすまして世界を牛耳っているといわれる。

  その代表格が、米大統領選で落選したヒラリー・クリントンローマ法王、英国のエリザベス女王

  「かねて“レプティリアン説”が囁かれている」(オカルト誌ライター)という。

すげえな、爬虫類型宇宙人かよ。なんだよ、レプティリアンって。教団では定説になっているのか。いいのかあ、ヒラリーはともかくエリザベス女王の名前まで出しちゃった。今度はオカルト誌ライターなので関係者よりちょっと記事の信憑性が増した*2。でもレプロの社長も「人食い鬼」とか「爬虫類型宇宙人」と言われても訴える気も起きないだろう。昨日のコメント欄にも書いたが、これは「柔道vs卓球」のように決して組み合わない戦いのように思う。勝者もいないが敗者もいない。教団とするとレプロとか清水さんより、数百万人の信者の方が大事なのではないだろうか。もし私の会社の社長がレプロの社長と戦ったら、業界も違うし、会社のメリットもまったくわからないが、なんとなく士気が上がるような気がする*3。記事に続きを見ると

  幸福の科学においては、レプティリアン=人類を脅かす敵という扱いだ。

  2015年に公開された教団製作のアニメ映画「UFO学園の秘密」では、主人公と対峙する地球外生物として

  レプティリアンが描かれている。

  「熱心な信者はそうした映画を必ず見ているので『レプロはレプティリアンの手先』と言われれば、

   敵意を燃やすことでしょう。事実、レプロには連日信者からの抗議電話や、街宣活動が相次いでいるそうです」

  とはスポーツ紙記者。信者は今回の騒動を芸能界のみならず、全宇宙的な問題と捉えているのかもしれない

イヤだな、信者から抗議の電話がかかってきたら。レプロの社員はどうやって応対すればいいのだ? 真面目に応対しても不真面目に応対してもレプロの負けのように思う。勝者も敗者もいないと書いたが、ここについてはレプロは負けしかないわけか。しかしサイゾー、今度はスポーツ紙記者かよ。一度でいいから当編集部と書いて見ろ。この臆病者!

*1:http://tocana.jp/2017/02/post_12366_entry.html

*2:増してない増してない

*3:そういう社員は少ないし、その社員はダメな社員だと思うが