白倉P「妙なところで白倉P」

いちおうセーラームーンタグだから。ネットのニュースで懐かしい名前が出てきた。

  仮面ライダーのプロデューサー白倉伸一郎スターウォーズを酷評し炎上*1

これがいろんなニュースに転載されているが、じつは私はニュースより先に元ネタを見ていたのだよ。

  【炎上】平成仮面ライダーのプロデューサー「白倉伸一郎」氏が『スター・ウォーズ / フォースの覚醒』を酷評 → ネットの声「アンタに叩く権利は無い」*2

あのな、取材力がないネットのニュースだから新聞とかテレビのニュースを元ネタにするのはしかたない。だが、ロケットニュースみたいなネタ系のサイトを元ネタにするのはやめろよ。それでは私のブログと変わらないじゃないか。こうなると「PGSMな日々」が元ネタでニュースが出回る日もあるのではないか。
しかし昨年の暮れからマスコミでの取り上げられ方がすごいよね。白倉Pが書いているように「巨大なフォースの力で操られ」ているのはまちがいない。ディズニーから広告代理店を通じてテレビ局に金が入っているのだろう。韓流ブームのときと同じ臭いがする。なんでそう思うかというと、どちらも私の会社でまったく話題になってないからだ。炎上って書いてあるけど、映画にしろ、小説にしろ、技術論的に批判したことに対しては反論ができると思うんだ。撮影方法が拙いとか、ラストのあの流れは不自然だとか。それに対する反論はありえる。だが「おもしろくない」とか「つまらない」と言っている人には反論できないよね。

  「あの映画を観てきたけどそんなにおもしろくなかった」

  「ふざけんな、このヤロー! おもしろいじゃないか。表に出ろ!」

これ、反論になってないだろ。意見には反論できるが、感想には反論できないのだ。しかも「おもしろかった」という感想には「どのへんがおもしろかった?」という問いかけができるが、「おもしろくなかった」という感想には「どのへんがおもしろくなかった」という質問は無意味だ。「全部」としか答えられない。セーラームーンの実写版放送時の私なんか、アニメの批判なんかまったくしてなくて「アニメもおもしろかったが実写版はこれはこれでおもしろい」と掲示板に書いただけで攻撃されてたのだから。ああ、10年以上も前のことなのに思い出したら腹が立ってきた。