これは私も疑問に思っていた。
私の場合は、なぜ脱げたではなく、なぜ他の娘の足には入らなかったかだが。だって、靴なんか5mm刻みで売っているだろ。どうかするとS、M、Lのやつもある。村中の娘が履いてみて誰の足にも合わなかったってどういうことだよ。ちょっと前に新作の実写版をテレビでやっていたよね。
主演が「ガーンジー島の読書会の秘密」の人。予告編があった。
この映画、予告編を見れば十分な気がする。いや、ストーリーは誰でも知ってるからどんな話かより、どんな映像と音楽かのが大事か。やはりガラスの靴についてみんなが私と同じ疑問を持つのだろう。この映画では魔法使いから解説があったよ。この靴は魔法の靴で、シンデレラ以外の足には入らないようになっているのだと。ガッチャマンのスーツみたいなものだ。いや、ガッチャマンのスーツがそうかどうかの話はなかったか。いずれにしてもカボチャが馬車になって、ネズミが従者になる、お婆さんの魔法の偉大さを考えたら靴なんか小さな問題だ。そもそもガラスの靴なんか履いたら足が痛いしダンスもできないだろうと、そっちのが疑問だ。それもきっとシンデレラが履くと外観はガラスだがスニーカーのような履き心地になるのだ。ガラスの靴シーケンスというのがあってだな、原型はガラスで開口部がすごく小さい。シンデレラが足を近づけると足の裏の静脈で判定するのか、足の匂いに反応するのかはしれないが*1、靴がいったん大きくなる。シンデレラの足が入ると、足の形に合わせて靴が変形し、最後に革のような弾力性になる。最初に記事に戻って、なぜ靴が脱げたかだが魔法が靴から解けたので開口部が大きくなり脱げちゃったんだと思う。この映画、12時になってお城から家まで馬車が疾走するのだが、徐々に魔法が解けてきて最後に何もなくなってシンデレラが家の前に放り出されるシーンはなかなか見応えがあった。ちなみにドレスは無くなるのではなく、元の服に戻るのな。エロいシーンを想像していた人がいたら残念としか言いようが無い*2。
