真夏のビデオまつり「サクラダリセット」「君は月夜に光り輝く」

 全部で7本の特盛りだ。

デスゲーム ~処刑監獄~ (字幕版)

デスゲーム ~処刑監獄~ (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 【800円】曰く付きの現在は閉鎖されている監獄で一晩をすごしギブアップしなかったら賞金が出るというテレビ番組。それに参加した男女7人*1。一人一人にミッションが与えられ指定された部屋に行き何かをする。それを別室でモニタリングしているスタッフ。だがなにかがおかしい。スタッフ以外の何者かがここにはいる...もうこれで想像つくと思うがそういうオチ。と思ったらどんでん返しがあって、ああそういうことね。と思ったらまたどんでん返し。ゲスのテレビクルーは全員死亡でもいいが、罪の無い参加者がかわいそう...

デッド・ガール(字幕版)

デッド・ガール(字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

 【500円】学校で自分にちょっかいを出したワルガキを半殺しにしてしまい厚生施設に送られる主人公。人里離れた村で崇高な理念の指導者のもと、共同生活をする男女のティーンたち。だがそんな理念が子どもたちに伝わるはずもなく、暴力やいじめが支配するコミュニティーだった。よけいなことに関わりたくない主人公だが、ボスの標的にされる。そこに現われたのが、過去にいじめで殺された少女の幽霊。この幽霊は自分の腕を切ったり首を切ると、目の前の人が同じことをする。まさに自傷ホラー

アンダーワールド 覚醒 (吹替版)
 
アンダーワールド:ブラッド・ウォーズ (吹替版)

アンダーワールド:ブラッド・ウォーズ (吹替版)

  • 発売日: 2017/02/22
  • メディア: Prime Video
 

【1,500円】Primeビデオの会員無料の作品、期限が来ると無料期間が終わる作品がある。以降の4本はもうすぐ期間終了のリストに入っていたので見てみた。アンダーワールド4部作の、1作目と2作目を見ないでいきなり3作目と4作目を視聴。古代から吸血鬼一族と狼男一族の戦いが続いている。時代とともに戦いもハイテク化され、銀の弾丸のマシンガンや、紫外線が出る弾丸で銃撃戦をする。人間とするとどっちも迷惑なので両一族の一掃作戦が実行されたあとの世界が3作目。劣勢になった吸血鬼一族の存亡をかけた戦いが4作目。どちらも1時間半なのに内容がてんこ盛りであっという間に終わる。ただ吸血鬼も狼男も驚異的な回復力を持っているのだが、なにが致命傷なのかよくわからないのが難点。

サクラダリセット 前篇

サクラダリセット 前篇

  • 発売日: 2017/09/08
  • メディア: Prime Video
 
サクラダリセット 後篇

サクラダリセット 後篇

  • 発売日: 2017/10/06
  • メディア: Prime Video
 

 【1,500円】前から見ようとは思っていたが前後編に分かれているのにビビって手を出さなかったが無料期間がもうすぐ終わるらしいので見てみた。超能力を持った者が生まれる咲良田。主人公は見聞きしたことを完璧に覚え思い出すことができる。ヒロインは最大3日分だけ時間を巻き戻す。そのとき主人公だけは巻き戻される前の記憶を保持しているので事故や不幸を回避できる。前編も後編もクライマックスでは5、6人が持っている能力を組み合わせて死んだ人を生き返らせたり、能力者を一掃しようとしている管理局と戦ったり、ミステリーの謎解き的な面白さがある。ただ、主役の野村周平黒島結菜平祐奈、がんばってはいたがそれぞれ難しい役でちょっと荷が重かったかな。

君は月夜に光り輝く

君は月夜に光り輝く

  • 発売日: 2019/09/04
  • メディア: Prime Video
 

 【1,700円】最近、無料になった。この映画、

・監督が月川翔
・男性の主人公が北村匠海
・ヒロインは余命幾ばくもない不治の病
・死ぬまでにやりたいことリスト

キミスイかーい! Amazonのレビューを見るとキミスイに劣る点を上げてボロクソに書いている人、原作から端折っている点が多いとケチョンケチョンに書いてる人が多数。これが映画.comになると、北村くんや永野芽郁目当てで金を払って映画館まで行っている人なのでそれなりの評価。私はこの作品を見て、キミスイがあえて語らなかった部分に気づいて興味深かった。キミスイはそれぞれの両親が出てこないでしょ。浜辺美波の母親は葬式のあとにちょっと出てくるけどね。こちらは永野芽郁の両親が母親はマイナス方向、父親はプラス方向で物語をドライブする。また北村匠海の母親(年相応の長谷川京子)は娘(つまり主人公の姉。出演時間わずか数秒なのに松本穂香)の自殺からまだ立ち直れてない。キミスイは動けなくなるほど病状が悪化する前までをハイテンションで走りきるでしょ。こっちは最初から病室を出られなくてラストは死ぬまでなので、あれほどのパッションはそもそも無理。ヒロインの永野芽郁だが、あらためて見るとこの人は美人ではないよね。ただ表情の引き出しがすごく多いので「あ、いまの顔かわいかった」、「そう、それいい」と彼女のかわいさ探しをする楽しみがある。

*1:正確な人数は忘れた