在宅ビデオまつり「レディinホワイト」「七つの会議」

在宅勤務、3日にして飽きたよ。友人からメールが来て「家だとまったく仕事ができないので本を読んでいる」と。テレワークってPCとネットワークがあればできるわけではなくて、社内を紙の書類が回ったり、ハンコが必要な会社は無理なんだよね。ペーパーレス化ができていない会社がやっても無理。前回の記事に書いたとおり、Amazonビデオの有料週間だ。まずは表参道高校合唱部にも出ていた吉本実憂の主演作。

レディin ホワイト

レディin ホワイト

  • 発売日: 2019/08/07
  • メディア: Prime Video
 

【1,500円】 空気を読まない、自己中、高飛車のクズ新人が、仕事はできるが人として最低のゲス上司のアシスタントをすることになったドタバタお仕事コメディ。吉本実憂はこの役のために5kg増量して丸顔にしたそうだ。鈴木亮平の25kgには遠く及ばないけどな。笑いどころが次から次へとやってきてあっという間の90分だった。吉本実憂のぶっ飛んだ演技も素晴らしい。ただ詰め込みすぎて根幹になるエピソードが浅いのが残念。表参道高校合唱部で思ったことがあって、第7話は合唱コンクールに出場する話なんだよ。もし入賞できなかったら合唱部は廃部になるという背水の陣で臨む。だが彼らの合唱が素人の私が聞いても入賞できる水準ではないんだよね。たとえば合奏やピアノの独奏だとときどき役者が弾いているところは映すけど、プロの手元に置き換えたり音源もプロの演奏を使うでしょ。また映画「桜ノ雨」は同じく合唱コンクールがクライマックスなのだが、こちらは

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 これだけの人数がいるのでセリフがある役者のほかに合唱要員を入れることができる。ところがオモコーは

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たった10人なので、合唱要員も入れられないし別音源をかぶせることもできない、10人の俳優が素で歌っているわけだ。でもドラマの演技を作りながらこの水準の合唱をやるのはすごいよ。それでも合唱ドラマの難しさを感じた。 

 

七つの会議

七つの会議

  • 発売日: 2019/09/11
  • メディア: Prime Video
 

 【1,900円】これはまだ歩行がおぼつかない頃だったので映画館に行けなかったんだよね。これは面白い。スピーディーな筋の運びとラストで明かされる多層的な真相。なにより野村萬斎が無駄にかっこいい。彼は謎の人物になっていて、彼の存在と会社になにかが起こってそうだと疑い調べるのが営業課長のミッチー。そのミッチーと一緒に行動する事務の女性がこの人。

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美人だよね。この人誰っ(`Д´)!!!! 葵つかさに似ているけどまさかね。エンドロールを見たら朝倉あきか。

四月の永い夢

四月の永い夢

  • 発売日: 2018/10/02
  • メディア: Prime Video
 

 新宿武蔵野館に観に行ったよ。野村萬斎より出演時間が長いんじゃないかという役。よかったなあ。マイナーな映画に出ていた素敵な人が何年後かに映画やテレビの重要な役で出てくるとうれしいよね。親戚の子が志望校に合格した知らせをもらったときみたいだ。そういえばこの前に観た映画「仮面病棟」もエンドロールを見たら名前があって永野芽郁のお姉さん役か。ぜんぜんわからなかったよ。俺もテキトーだな。