そろそろ冬のビデオまつり「未来世紀ブラジル」「ナチュラル・ボーン・キラーズ」

      1,800円
Amazonビデオのタイトルが「Brazil」だったので「そういえば未来世紀ブラジルってあったよなあ」と思ったら一緒かい! 有名な小説「1984」を思わせる近未来の管理社会。その割にマヌケ感が漂う。主人公も真面目なのか不真面目なのか。2時間20分もある長い作品だがメッセージ性より娯楽作品として最後まで楽しめる。最後がこれ以上ないほどのバッドエンド。公開時はその手前までのハッピーエンドで、その後にカットしたシーンを加えて監督の意向どおりにしたのが2時間20分版が作られたと何かで読んだような。


      1,800円
これも有名な映画なのかな。ルート666を旅しながら人を殺しまくる主人公と彼女の愛と殺戮の日々。犯行を重ねてニュースにはなるがなかなか逮捕されない。なぜか二人をヒーローとして崇拝する若者たちまで出てくる。この映画ってどういう結末になるのだろうと思って見ていると、二人して毒蛇に噛まれて弱ったところで警察に逮捕されて投獄...だがこの映画のクライマックスはその後にやってくる。もうめちゃくちゃ...主人公と彼女の二人は人でなしだが、なぜか憎めない。この二人を利用しようとした人、陥れようとした人が全員悲惨な最期を迎えるのが拍手喝采。でもいくらアメリカが広いっていってもいつかは捕まるだろ。


      1,500円
原題の「チープスリル」のが良かったと思うけどな。金はべらぼうにかかっているが実にチープなゲーム。金のない二人は酒場で大金持ちと知り合いその人の家に行く。そこでいろいろなゲームを提案され勝った方が金をもらう。そのゲームはどんどんエスカレートしていき...このプロットっていままでにさんざん見たよね。どんでん返しも予想が付いたし、最後のネタバレも予想が付いたし。だが映画として緻密にできあがっているのと、大金持ちの奥さんがきれいなので一定の満足感はある。