冬のビデオまつり

お勧めできる映画が無いまま数だけがどんどん増えていくので、いったんここで紹介する。
      300円
実際にあった事件の映画化。4人の若者が夜に車を走らせていると空から光。一人が、友人が止めるのも聞かず光の方に歩いて行く。3人は怖くなって山を下りるが、彼を放っておけないので元の場所に戻ると彼がいない。翌日、警官や町民の大規模な山狩りを行なうが発見できない。3人はUFOに連れ去られたのだと主張をするが、町民は殺人を疑う。数日後、彼がひょっこり現われて失踪時のことをよく覚えていない...実話なので手術の痕があるとか宇宙から地球を見たわけでもなく、結局よくわからないまま。


      1,500円
刑事と悪魔の対決。悪魔は人間に乗り移り、刑事を銃で撃とうとするでしょ。刑事が反撃すると悪魔は別の人に乗り移っていて、刑事が一般人を射殺したという事実だけが残る。これは刑事が不利だ。最後は刑事と悪魔の頭脳戦。なるほど、その手があったかと思ったのだが、結末は途中で伏線が張られていた。刑事が可哀想すぎるので1,800円のところを1ランク下げて1,500円。


      1,200円
生き残りゲームが無い「SAW」。屈強のSWAT隊員が犯人の策略でつぎつぎと倒れていくが、「SAW」と違って犠牲者側になんの非も無いので後味が悪い。


      800円
世界各国の26人の監督による、死にまつわるショートムービー。タイトルが「A」から始まり「Z」で終わる。なので26編、26人の監督。日本からも二人の監督が参加しているが、これが日本の代表作と思われたくない。映画の時間は特に長くないが、26本のショートムービーを見るのってけっこう疲れる。


      800円
すげえ、ベタなタイトル。死者を生き返らせる研究をしている秘密の研究所。ついに血清が完成したかに見えたのだが、甦ったのは...話はぶっ飛んでいるが構成は意外としっかりしていた。でもお勧めしない。


      1,200円
極道をやめて製麺所を経営している主人公だが、狂犬のような男が出所し、自分がいた組を潰しにかかる。つぎつぎと殺されていく元の仲間、主人公は重い腰を上げる...主人公側も敵対する側も、みんな弱すぎ。でも格闘技の心得があるわけではないし、出入りなんか滅多に無いからあんなものかもしれない。ポスターにいる仮面の人物、この人だけ強い。全編がハンディカメラ、白黒映像、「見たらわかる安いやん」の映画だが、意外と引き込まれる。


      1,500円
♪人殺しはサンタクロース♪な映画。ただ無闇に殺すのではなく悪い人だけ殺す。ただその悪さは、言うことをきかない子どもだったり、貞操的に悪かったり、かなり幅が広いので怖い。善良な保安官だった主人公の父親がなぜ殺されたのかが謎になっている。映画としての完成度は高いが内容が内容なので...