北川景子「ほんとにあった怖い話」レポ

みんな、北川景子のほんこわは見たか? 野村周平杉咲花の売り出し中の若手、遠藤憲一のベテランを差し置いて、北川景子が今回の目玉、トリを務めたんだな。たしかにフジテレビのドラマは危なっかしくて出られないから、安心して出演できるのはこの番組とコードブルーくらいだろ。
     
北川景子はナース役。初めてだっけ? 映画「Dear Friends」のエピローグが看護師だったな。深夜のナースステーションってこんなのか。
     
娘に聞いたらやはりナースステーション以外はぜんぶ電灯が消えているそうだ。私には無理だ。不動産の「事故物件」ってあるけど、病院なんかほぼ全室が事故物件だろ。いや、寿命で死ぬなら一般家庭だってそうだから事故物件はあくまでも事故や事件か。病院はトイレや浴室でも誰か死んでいる。先週、よそから転院してきた老人をお風呂に入れたそうだ。といっても浴室で専用の椅子に座らせて身体や頭を洗うだけだがな。「おじさん、どう?」「あー、気持ちいいよ、ありがとう」と普通に会話をしていたのに、洗い終わって「はい、終わったよー」「・・・」、電池が切れたように亡くなっていたそうだ。でも看護師はまったく気がつかないで、まさに眠るように死んだわけだからこれって最高の死に方じゃないか。
     
今回は誰もいない部屋のナースコールが鳴る話。さすがに無人の部屋のナースコールが鳴ったことはないそうだが、どこも痛くないのに寂しいので頻繁にナースコールを鳴らす迷惑な老人は多いそうだ。「うるせえ、ババア!」と思いながらも本当に具合が悪いかもしれないので行かなければならないが、その人の相手ばかりしていられない。その場合は、車椅子に乗せてナースステーションの隅に置いておくそうだ。
     
今回は最終話らしく厚みのある話で*1北川景子が「ギャーーーー!」と叫ぶこともなかったし、主題はたった一人の家族である弟を守る話だったので良い役立ったな。そうで無ければこんな番組に出ないか。そのうち「探偵はBARにいる」の番宣が始まるけど、つぎにテレビドラマで北川景子を見るのはいつなんだろうなあ

*1:ほかのに比べればだがな