イベントの5W1H(その2)

【How:どうやって進行するの?】(つづき)
2回目はタイプBから。
      撮影会
ひとつ下の階までエレベータで来て階段で上の階、イベント用のフロアに上がっていく。その階段に並ぶことになり上の画像だと左側。私が参加した中ではもっとも客が多かった長谷川るいのイベントではもう一つ下の階段から列ができていたがこれは特例中の特例。平日のイベントではせいぜい2人か3人、客が少ないとそのままイベントフロアに入れることもある。撮影をする3人に加えて、つぎの回の3人もフロアの中で待つ。よって、自分の前には3人から5人がいることになり、その間は女優さんを見ていることができる。ステージは狭く段差もほとんどない。1枚購入のグループ撮影、2枚購入特典のツーショットまたは個人撮影が続けて行なわれる。グループ撮影は3人一組で、女優さんがポーズをとり、順番に客の方を向く。撮り終わったら「はい」と言うと女優さんは次の人の方を向く、あるいはつぎのポーズに移る。このルールを知ったのは3回目くらい。私のような無知な客が何も言わなくても女優さんの方でシャッターが押されたのを察して次に移るのでだいじょうぶ。ただし、なるべく手際よくやった方がポーズの数は多くなるので、客が少なくて2人一組、さらにもう一人の人が上級者だと「・・・・・・・・はい」「はい」「・・・・・・・はい」「はい」と相手が一瞬で終わりすごいプレッシャーになる。また2枚以上の特典にある個人撮影はなにがうれしいのかわからなかったが、実際にやっているのを見ると客がポーズを要求することができる。といっても「パンツを脱いで」とか「M字開脚をして」などはできないので「壁に手をついてこっちを向いて」とか「しゃがんで上を見てください」とか。かなりの上級者だろ。こんな特典いらないよ。
      サイン会
撮影が終わると一人がサイン用のテーブルに座り、あとの2人は後ろの椅子に戻る。人数は少ないが、待っている人と近いのでそれはそれで恥ずかしさがある。でも他人がなにを言っているかなどそれほど気にしてないので心配することはない。このタイプBだが、サイン会のときに客が椅子に座るのはこのタイプの会場だけ。小さいテーブルを挟んで女優さんと同じ目の高さで向かい合うのでAやCには無い良さがある。逆に双方が椅子に座っているので「さあ、なにか話せ」という雰囲気で、何を話してよいかわからないときはつらい。ただ、デビューして1年以上経っている女優さんならイベント慣れしているので、向こうから話しかけてくれる。
もっとも狭いタイプC。本当に狭い。
      撮影会
撮影会はタイプBと同じ。それが終わるとカーテンの内側には待つスペースがないので一人を残して二人はカーテンの外の椅子に座る。
      サイン会
この図は×がないが、つぎの回以降の人はDVDの棚と棚の間に並んでいる。つまりタイプCのサイン会はカーテンの内側には自分のほかに客がいないのでタイプAやBのような恥ずかしさはない。プロポーズしても他の客にはわからない。その点では初心者向きともいえるが、このタイプの欠点は女優さんを見られる時間が極端に短い。撮影会とサイン会のとき以外はカーテンの向こうなので女優さんが見えない。佳苗るかさんはもっと長時間、見ていたかったぞ。あと店にもよるだろうが、女優さんは椅子に座っているが客の椅子は無い。もちろん横に立って胸元を上からのぞき込んでもいいが、ちゃんと話そうとするならテーブルの前にしゃがんで女優さんと同じ目の高さになった方がいいと思う。
会場の説明をした。ほとんどはこの3つのどれかだと思う。それぞれ一長一短があるので、頻繁にイベントをやっている女優さんなら店を調べていちばん好みのタイプを選んで行くのが良い。
(つづく)