GW映画まつり

1本目はこれ。
     
先々週の金曜日、明日から後編が封切られるという日に前編を見たんだよね。レイトショーでもないのになんと特別割引きで1,000円だったよ。忘れっぽい私、これなら前編と後編を2週間と空けずに見られるだろ。深津絵里の顔がぐわっと割れて中からニョロニョロと出てきてまたピッタっと閉じる。いまの映像技術だとこんなの苦もなくできるのな。すげえよ。だが、主人公の右手に寄生したミギーは作り物感満載だ。で、感想だがコミックと別物だと思って見ればそれなりに楽しめる。コミック自体は長い話なので、寄生中がじわじわと浸食してくる不気味さがよいのだが、映画は2時間を2本でまとめなければならないので急展開。そのため人を失う悲しみなんか感じる間もなく、つぎの人が死ななければならない。橋本愛の濡れ場はいらないだろ。背中しか見えなかったし。
2本目はこれ。
     
かすみちゃん、かわいいよね。たしかに若いころの小泉今日子に似ている。ブログを見たらコメントが571個だとさ。これが一流芸能人だよね。封切りに合わせたわけでもないだろうがこんな記事があった。

  ビリギャルに実は“ビリ”じゃなかった疑惑が…正体は名門私立中高一貫校のお嬢様!? *1

私はこの記事を読んで逆に塾の先生の慧眼がすごいと思ったよ。そしてこの子もすごい。だって受験勉強を始めたのが高校の夏休みだぜ。ふつう1年半も根気が続かないし、そのモチベーションを維持させた先生がすごい。この記事で大発見みたいに書いてある私立の名門校とか塾の費用が100万円オーバーとかは映画に出てくるよ。お母さんは塾の費用を出すために宅配便のアルバイトをする。あれはキツイだろ。男でも30才を過ぎるとなかなか続けられないっていうじゃないか。映画はなかなか良かったよ。塾の先生、吉田羊演じるお母さん、妹、主人公の友人たちがみんな主人公のことを心から想うとてつもなく善人。実際はどうだったかはわからないが、たまにはこういう話もいいじゃないか。
1本目も2本目も暗くなって予告編が始まってから大学生くらいの奴が4、5人で入ってきて、オレの前を通って奥に座った。すみませんの一言も無しにだぜ。こいつらって、なんで自分のすることはすべて権利、他人の我慢は義務と考えられるのか。あと以前も書いたがポップコーンがうるせえよ。あんなもの映画館で売るなよ。饅頭を食え。