さあ、最終回だ。おそらく戦いが終わって世界が元どおりになって
姉に駆け寄る弟 「ねーちゃーん!」
弟に駆け寄る姉 「こーたー!(ゆっさゆっさ)」
ってところがエンディングじぇねえの? 一関も向こう側に行ってしまったので、弟にとって姉さんが「日常」なんだよね。赤の大将や一関がいるのが「非日常」、姉がいる側が「日常」。って、
泉里香は出ないじゃないか。もうこれでラストがわかるね。つまり「日常」は帰って来ないんだ。元の世界は戻らない。世界が変わってしまうのか、弟が戻れないのか。
ともに果実を口にして、あっち側の生物になってしまった弟と赤の大将の戦い。赤の大将はいまの世界を変えるために、弟はいまの世界を守るために。ナウシカやもののけ姫に通じる人類の永遠のテーマだ。弟が圧倒的に不利だったが、最後の最後に撃破。
赤「なにがおまえをそこまで強くした?」
弟「守りたいという祈り、見捨てないという誓い、それが俺のすべてだ」
赤「なぜ泣く?」
弟「泣いていいんだ。それが俺の弱さだとしても拒まない。
俺は泣きながら進む!」
全国のちびっこはビデオを何回も見直して弟が言ったことを胸に刻んでおくように。悲しみや苦しみが無いのは強さではない。それはただ鈍感なだけだ。悲しみを振り切って、苦しみを乗り越えて自分が為すべきことをする人が強い人だ。
戦いを見守っていた、すでにあっち側に行ってしまった一関から、世界を変える力を持つ黄金の果実を受け取る。一関は亡霊みたいな感じだったが、弟もあっち側に行ってしまったので、弟から見ると一関は物質化している。黄金の果実を口にすると
ここからの展開がよくわからなかったが、全国のちびっこは理解できたのか? 弟は黄金の果実を口にして創造主になったが、その力を地球で使わずに、別の天体に行って世界を一から作ることにしたということでオーケー? 力を使わずに元の弟に戻るという選択はなかったのか? 自分が人間ではなくなってしまったのでそれはできなかったということか。姉ちゃんと別れを告げることもなく、弟と一関は時空の裂け目からどこかに行く。
元に戻った街。ここまで広げた風呂敷をどうやって畳むの? やっぱり姉ちゃんを出さないと元に戻った感がでないでしょ。姉ちゃんは弟がいなくなってしまったことをどう受け止めてるの?
仮面ライダー鎧武、さいしゅーかいー
最終回は来週かよ!