安座間美優「逃走中」レポ(前編)

まさかこの番組に安座間美優が出るとは。

  なんでもありか!

いいんだよ、なんでも出てみようよ。そう長くないと予想されるCanCamの専属モデルの看板。いまのうちに出て出て出まくるのだ。遅いくらいだよ。ズムサタのレギュラーのうちにもっと露出して欲しかったくらいだ。この番組は知ってるよね。知らない人のために解説をしておく。ようするに「鬼ごっこ」だ。20人くらいのタレントがショッピングセンターとか遊園地で2時間の鬼ごっこをする。2時間逃げ切れたら140万円(1分200円)の賞金がもらえる。鬼は
     
「ハンター」と呼ばれるマトリックスの人みたいの。サイボーグという設定だが、中の人は足が速くて体力があるので、よほど入り組んだ場所でない限り見つかったら逃げ切れない。ハンターが3人くらいから始まるが、途中で「ミッション」と呼ばれるイベントがありそれに失敗すると逃走できるエリアが狭くなったりハンターの数が増えたりして逃走者がどんどん不利になっていく。逃走者は携帯電話を持っていて、誰かが捕まったりミッションが発令されるとここに連絡が来る。またミッションは全員が参加する必要はなく、ミッションの内容はハンターには知らされないので待ち伏せをされることはないが、隠れている場所から出なければならないので見つかる危険は高くなる。よって、ミッションに参加するのは常連のお笑いタレントが多い。今回は文明開化直後の明治の町という設定で、逃走者はひとり10銭を持っている。これがどこで必要になるかはわからないのでなるべく使いたくない。だいたいこんなところだ。
スタート前。安座間美優と光浦の奇跡のツーショット。
     
奇跡ってほどではないか。小池里奈ちゃんなんかレギュラー番組でいっしょだったもんな。2時間の鬼ごっこのスタート。右から2番目、黄色いシャツが安座間美優
     
CanCamの誌面から出るとマイナーなタレントの安座間美優。なかなかピンで映らない。開始20分後くらいで最初のミッション。困っているお侍さんに35銭を渡さないとエリアの3分の1が封鎖される。安座間美優にも指令が届く。
     
君はいいよ。初参加だし女性だし、そのまま隠れていなさい。

     

  美優「これはわたしが行かなきゃ!」



  なぜ? Why? 為什麽?

なに考えてんだよ。この番組を見たことないのか! ミッションなんか常連に任せておけばいいのに。だがそれでこそ我らが安座間美優だ。頼むからお金を渡しに行く途中でハンターに捕まるという寒い結末だけは避けて欲しい。合流地点に到着して物陰から見る。

     

  美優「3人いますね。10、10、10、(自分は)5」

けっこうちゃっかりしている安座間美優
     
結局、7人が集まりひとり5銭で済んだ。やはり女性は安座間美優ひとりだ。しかも初出場。みんなで集まっているとハンターに見つかる。すぎちゃんに渡して解散。なぜかすぎちゃんに付いて侍のところへ行く。
     
なにやってんだよ、早く隠れろって。でもテレビには長く映るぞ。無事にお金を渡してエリア閉鎖を阻止。

     

  美優「よし!」

よしじゃねえよ、あぶねえな。でも安座間美優、やたらかっこいいぞ!
(つづく)