日本の品位を守ってくれたB級AV女優

Ακβが中国で公演。それは別にいい。好きにしてくれ。困ったのが、これがただの営業ではなく

  3月11日の大震災で被災した日本を支援した

  上海市民に謝意を贈るという趣旨が込められており、

  高橋が「中国のみなさんが、たくさんの協力と支援を

  してくださいました。本当に助かりました」と熱くあいさつ。

ことだ。そんなのは冒頭の挨拶で軽くすればいいのであってわざわざこの営業に意味を持たせるべきでない。なぜなら中国はいまや日本を抜いてGDP世界第2位。その国力に比べて支援の額はけっして多くない。はっきり言おう。少ない。3億円で中国公演なら、200億の台湾にはなにをすればいいのだ。Ακβ全員で便所掃除と夜伽をしてもらおう。このニュースを台湾が知ったら(当然、知っているだろう)気を悪くするに違いない。
そんな日本に意外な救世主が現われた。それは波多野結衣。この名前を知っている人はかなりのAV通だ。もともとそんなに売れた時期があったわけではなく、最近では裏にも出ているくらいのC級に近いB級女優だ。彼女がどうからんでくるか、ちょっと説明する。
まずはこのニュース*1。どうも台湾がアダルトグッズに本腰を入れるらしい。台湾人はなにを考えているんだ。そんなところに力を入れなくても台湾は日本につぐアジアのハイテク国。いや、もう抜かれているか。AcerのパソコンやASUSをはじめマザーボード。パソコンのカバーを開けると半分以上は台湾製と言われるほどのPC王国なのだ。この技術力と、日本の変態性を正統に受け継いでいるアダルト文化が融合したらどんなえげつない製品ができあがるのか。展示会のサイトがここ*2。このサイト、ひどく重い。右の方に協賛が出ているが「台湾女性現代芸術協会」「台北多元芸術空間青少年発展促進会」とか、なんか健全そうな団体が出ているのがよくわからない。
それにしてもなんで波多野結衣なんだ。昨日、台湾の空港に到着した。まずはその映像*3。なんで人気があるかわかった。

  AV界林志玲

それはダメだろう。台湾を代表する女優、いや中華圏を代表する女優であるリー・チンリンを引き合いに出しちゃ。似てねえし。まあ、日本がこれを言ったらまちがいなく国際問題に発展するが、台湾人が言ってるからいいのか。でも台湾人はそれでうれしいのか? 逆の立場で考えよう。たとえば台湾に小松彩夏そっくりのAV女優がいて、日本で「AV界の小松彩夏」。見てえ、ぜひ見てえ。そうか、いいのか。空港にけっこう人が集まっているじゃないか。隣にいるのは大槻ひびきというこれまた裏にも出ているC級女優だ。しかし、自分のAV通ぶりにあらためて震撼したよ。こいつも台湾の誰かに似ているらしい。同じ飛行機に近畿傷の胴元光一も乗っていたらしいがニュースはこっちばかりだったようだ。どんだけAVが好きなんだ、台湾人。
さて、空港からどこかの会場に行って記者会見。そのニュースがこれ*4。この自由時報って、日本で言うと東スポではなくて、朝日とか読売みたいな真面目な新聞だから。それに載っちゃう? タイトルが

  波多野哽咽落涙 感謝台灣

日本の震災に対する台湾の援助に波多野結衣が泣きながら感謝をしたと。これがいろんな新聞に載っているわけよ*5。動画も見つけたんだけど、かなりグダグダの記者会見なので見なくていいと思う。
     
もちろんΑκβには劣るが、すごく劣るが、日本人の感謝の気持ちは伝わったのではないだろうか。そうか、Ακβは無理でもAV女優なら週替わりで台湾に送り込むことは不可能ではないだろう。往復の飛行機代に加えて超円高のいまなら1万円も渡せばホテル代と食事代とお土産代は十分に出る。業界の人は検討してくれんかのう。
それにしても日本ではまったく人気のない波多野結衣。なにが幸いするかわからないものだ。そうか、沢井美優もタイやインドネシアで似ている有名人を見つければ、その線で売り込みをかけられるのではないか? そこから日本に逆輸入する。または5万円だけ渡してアジア各国を回り自分に似ている有名人を見つけるまで帰れない。電波少年か!