やった、これでまた野望に一歩近づいた。王様のブランチ出演。北川景子に続いてセーラー戦士の二人目。なんども書いているがすごいことだ。早朝の子ども番組に出演していた無名の新人5人のうち、2人まで王様のブランチに出演したなんて。
王様のブランチ率 40%
5人のうち、北川景子はもはや日本で知らない人を探すのがたいへんなくらい有名な女優。なにかのベスト10には必ず入る有名人。「女性が選ぶいい女ベスト10」「同性が思わず見惚れてしまう女優ベスト10」「好きな『セブンティーン』出身の有名人ベスト10」「憧れのヒロインベスト10」「なりたい顔ベスト10」「なりたくない胸ベスト10*1」もうなんでもありだ。安座間美優は、発行部数は減少したとはいえいまでも一流ファッション誌である「漢館」の表紙を飾るファッションモデルでありお天気キャスター。あとの3人も着実に実績を重ねている。なによりいまでも芸能人でありつづけ仕事が増えているのがすごい。それだけなら他にいくらでもいるが、この5人がすごいのが
デビュー作を自分たちの宣伝材料にしなかったことだ...○| ̄L...*2
コーナー開始。エピちゃんが結婚パーティを開いた店に燃えちゃん、エピちゃん、安座間美優、あいくが集合。
鈴木「こんにちわー」(ブランチレポーターの鈴木あきえ)
全員「こんにちわー」
画面の右手前にレポーターがいるので、3人はそっちを向いているが、ただ一人カメラとスタッフに挨拶をするあいく。あいく、やるなあ。この後も野心というか上昇志向に関して対称的なあいくと安座間美優を我々は目にすることになる。ゲストの紹介。
あいくが半歩前に出たので画面の存在感が
あいく★★★★★★★☆☆☆美優
白いブラウスと赤いスカートも目立つ。安座間美優はバックに同化。
きょうの出演は漢館1月号でOGのエピちゃん・燃えちゃんと、安座間美優・あいくの対談をやるという宣伝のため。おお、1月号はあいくと安座間美優の表紙か。こっちもあいくの方が存在感がある。だが対談相手がエピちゃんの方なのは安座間美優のポイント。こうして顔を寄せるとメイクがそっくりだよね。いまから3年前の日経エンタの記事で*3「ポスト・エピちゃん」って書いてあったので思わず「プッ」だったが、そうだったんだね。安座間美優に対していろいろな先入観があるので。私が悪かった。ソファーに座ってインタビューが始まる。
鈴木「みなさんの美しさの秘訣を教えてください」
うう、なんだこの配置は。ソファーの隅っこに追いやられて上半身を斜めにしている安座間美優と、ソファーの中央に座って両手を広げるあいく。二人の衣装の色の違いもあって、さらに存在感の差が開く。
あいく★★★★★★★★★☆美優
エピちゃんは「すごく食べるので身体を動かすようにしている」。レポーターが「そんなに食べるんですか?」と聞くと
美優「ごはんもがっつり食べるけどポテトチップスをバッと開けてずっと食べてたりとか」
鈴木「えーーーー!」
美優「そんな食べてだいじょうぶって」
エピ「食べちゃうよね〜」
燃え「起きてすぐ食べるイメージ」
おお、話に割り込んだ。しかも視聴者に意外なエピちゃんを見せられた。これは高得点だ。
鈴木 「なにかやってることありますか?」
あいく「朝晩、半身浴してます」
しまった、さっき話したのであいくの方に質問が振られてしまった。どっちが得だったんだ。だが半身浴の話をしたあとで
あいく「もえちゃんは?」
あいくすごいぞ。まだ話してない燃えちゃんに話を振った。あいくはけっしてただの目立ちたがりではない。ちゃんと番組の進行を考えているのだ。あいく、恐るべし。しかも半身浴なんかしたことない燃えちゃん、おもしろいリアクションになった。あいくリード!
鈴木 「モデルの仕事でたいへんなことってありますか?」
あいく「朝が早いこと」
全員 「うん」
鈴木 「だいたい何時くらいなんですか?」
あいく「いまの季節だと5時、早くて4時。でも6時だと『やった!』ってならない?」
美優 「あ、わかる。ちょっと遅いなって」
あいくに話を振ってもらってどうすんだよ。しかも短い。
鈴木「朝が早い以外になにかつらいなってことあります?」
美優「やっぱ、寒いとき...」
つぎがすぐに出てこなくてエピちゃんと燃えちゃんが寒い季節の撮影ネタを披露する。ネタ振りか。まあ、カメラがずっと美優・あいく組を映してたのでバランス的にはいいのか。
あいく「たまに鳥肌が見えたりとかして」
鈴木 「えーーーー!」
あいく、高ポイントゲット!
燃え「涙とか出ちゃうよねー」
美優「ほんとに出てきちゃうんですよ」
鈴木「えー! それでよく愛らしい笑顔ができますね」
安座間美優、ポイント奪取。でも、いつも満面の笑みを絶やさないあいくに比べると、安座間美優はふつうすぎるぞ。思い出せ、これはテレビの撮影だぞ。友だちと居酒屋にいるんじゃないぞ。だいたいキャプだけ見るとどれもあいくがしゃべっているように見える。
鈴木「とくにつらかった思い出とかあります?」
(真冬に船の上の撮影がつらかったと話す燃えちゃん。その後で)
美優「雪の日とかも...ふつうに...」
エピちゃん・燃えちゃん「あるーーー!!」
だからネタ振りかと。そのままおもしろいエピソードを話そうよ。引き続き寒い日の撮影の話で盛り上がるエピ・燃え。
鈴木「そんなつらい撮影なのになんで耐えられるんですか、みなさん」
エピ「根性」
燃え「精神力です」
美優「一瞬の気合いです」
おもしろい表現だな。けっこう話に割り込むのがうまくなったじゃないか。これもズムサタでモッチーや宮本を相手にしているからだね。逆にあいくは他人の話にちょっとだけ噛むのは苦手のようだ。これはレギュラー番組を持っている安座間美優との経験の差だね。つぎに失敗談を聞く。
あいく「わたし、ひじきが好きで〜」
手を挙げて真っ先にエピソードを披露するあいく。撮影をしてモニタを見たら歯にひじきが挟まっていたと。いきなりすごいエピソードだな。一発目でこんなエピソードを出されたら後が続かないだろ。これに勝つにはパンツもスカートも履き忘れてカメラの前に立ったくらいしかない。そうか、トークの出し方があいくは先発完投型、安座間美優はリリーフ型なのだ。最後に先輩からアドバイス。
燃え「自分を信じる。信じられなかったらスタッフを信じる。
ここまで可愛くしてくれたスタッフのために笑う、応援してくれる人のために笑う。
それだけでぜんぜんいいと思う」