北川景子「大女優への道」−耐用と膿の教室レポ−

以前にいまの時代におけるスポーツ小説の成立の難しさについて書いた*1。青春ドラマについても同じことが言えるのではないだろうか。この番組のスタッフは、スポーツ小説同様、いまの時代は青春ドラマというか学園物を作るのがすごく難しいことに気づいてないのか。いや知ろうともせず、いや知ってはいたけど有名なタレントを集めれば20%くらいは取れると思ったから、うっかり作ってしまったのだろう。かといって70年代、80年代の青春ドラマのクロニクルでもない。パロディでさえない。サウンド・オブ・サイレンスが流れたときはひっくり返ったよ。視聴者をバカにするにもほどがある。そういえば少林少女もフジテレビだったな。DVD買うけどね*2
幸いだったのが北川景子がこのドラマのヒロインでないことだ。それほど存在感がないから、このままそーっとドラマが終われば、「月9に出たことがある」という既成事実だけ残してあとは黒歴史にすればよい。なんか北川景子の強運についてはたびたび書いたが、今回はついてなかったね。まあ、こういうときもあるさ