紅白歌合戦の視聴率を上げよう

昨年の紅白、史上ワースト2位の視聴率だったそうだ。私は最初の方と、裏番組のCMの時間しか見なかったが、そりゃそうだろう。むしろワースト1位でなかったのが不思議だ。私から見て昨年の紅白のダメなところ。

  大舞台に見合った仕切りができない司会者

  唄っている人のすぐ後ろに立つ出演者やダンサーが邪魔

  現役の歌手であるヒトトヨウに毎年「ハナミズキ」を唄わせるな

  中川瘴子とディア・リゾン、いかにしても無理

  ハ□プ□のエナジーが無さ過ぎ*1

根本的な問題点として

  1.4時間は長すぎる

  2.出場歌手と選曲、そして曲順にターゲットが見えない

  3.男女の対抗戦に意味を見い出せない

まず放送時間だが、4時間の歌番組はもう無理だ。良いステージもあったので21時開始でいいのではないか?出場者を絞ればもっと良い番組になる。和田○キ子はもういい。だって歌番組で見かけないじゃないか。オリコンの100位以内に入らなかった人は出さない。だって懐メロじゃないんだよ。この番組を見ながらその年を振り返るのが紅白じゃないのか?
これだけで解決なのだが、そうもいかないのだろう。それを前提に考える。いくら史上ワースト2位といっても30%台。紅白でなければ十分な視聴率なのである。これをさらに上げるのは大変だ。しかも放送時間は4時間。これはキツい。ここは発想の転換をしよう。同じ視聴者を4時間引っ張るのは無理だ。ならば1時間ずつ4つのゾーンに区切って、それぞれでターゲットとなる視聴者を決め、そのニーズに合う歌手を集中させる。つまり紅白は4時間ぶっ通しで見るものではなく、好みの時間帯だけ見るのだ。7時台が10〜20代とは限らない。ここは大晦日の年代別の行動や裏番組と合わせてよく考えるべきだ。たとえばお子様をターゲットにするなら、早い時間はドラエモンを見ている。かといって遅い時間は歌手本人が未成年で出られなかったりするので、8時45分に勝負を賭けるという手はある。総合司会はやはり重厚なNHKのアナウンサーにして、各パートの進行を時の人にすればよろしい。これならエリカ様やガル曽根だっていい。
年代が上がるにつれて、現役の他に往年のアイドルを混ぜる。石川ひとみ早見優が歌うならそれだけで私は見るよ。よく考えてくれ。ビートルズ世代がもう還暦だよ。演歌のニーズなどどんどん小さくなっているのだ。演歌陣営もいいかげん様式美だけを追求するのは止めるべきだ。古いところでは「襟裳岬」や「冬のリビエラ」、新しいところではヒトトヨウ。演歌とポップスは実は同じ座標軸上にあることに早く気づけ。
これで1と2は解決。ついでに男女の対抗戦もやめて、歌手の出身地による東西の対抗戦にしよう。この方が勝敗に対して興味がわくし、それにちなんだ余興や応援合戦もしやすい。優勝旗を翌年まで東京タワーか大阪城に飾れば番組の宣伝にもなる。グループをどうするかという問題はあるが、ハ□プ□以外は同じ地域の出身者なのではないか。
どうだ、この形式の紅白なら和田○キ子の出番などないだろう*2

*1:秋葉四十八は良かった

*2:どんだけ嫌いなんだ