act2の台本「金城アイとは誰だ」(その6)

愛野美奈子と金城アイは別人で、芸能人でない愛野美奈子を早い段階から物語に登場させるにはどうしたら良いか。act11までの展開を考えてみた。愛野美奈子はうさぎ達とは別の中学に通っている中学生である。彼女はいつもうさぎ達がいる場所に現われる。

     act01・・・宝石ショーのモデル*1

     act02・・・アルトゼミナールの生徒*2

     act03・・・プロペラ妖魔に連れ去られた巫女の一人*3

     act04・・・ユカ様のパーティに参加*4

     act05・・・亜美が街頭のテレビで見たドラマで「ほんとお人好しだよ、ハハハ」と言う女優

     act06・・・商店街で買い物をしている人*5

     act07・・・ジェットコースターの後の席に乗っている*6

     act08・・・金城アイ主催のナコナココンテストに参加*7

     act09・・・婦人警官*8

     act10・・・子供会で紙芝居を見ている*9

そして、うさぎ達が変身して妖魔と戦うのを美奈子は物陰から見て、セーラームーン達が勝利するのを見届けると満足そうに帰って行くのである。おお、これはこれで面白そうではないか。うさぎの安否をいつも気づかっているので決定稿以上にセーラー戦士のリーダーとしての使命をきちんと果たしている。髭武者としての使命は果たしてないが、どうせ決定稿でもその使命は果たせてないのだ。だがタキシード仮面と行動がかぶる。そう、実写版ではもともとセーラーヴィーナスとタキシード仮面はかぶるのだ*10。この設定が取りやめになった理由もわかる。岩手在住の小松彩夏はこれだけのスケジュールをこなせない。
(つづく)

*1:妖魔に眠らされちゃったよ

*2:また眠らされたよ

*3:妖魔に三連敗

*4:このパーティ、誰でも入れたような気がする

*5:よく見ないと気が付かない

*6:さらにわかりにくい

*7:優勝して名前を読み上げられる

*8:この辺まで来ると、もはやお笑いキャラ

*9:完全に色物

*10:1月26日「タキシード仮面とセーラーヴィーナス」参照